量子機械学習で何が起こっているのか?
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すばらしいまとめです。この記事を書かれたThapa Samratさんは、ネパールからの留学生さんなのですね。日本語も洗練されていますし、このまとめは、すばらしいです。きっと、こういったすばらしい方も、増えてきているのでしょうね。
(以下、記事中から引用)
Thapa Samrat
今大阪大学の電子情報工学科で学習している2年生のネパールからの留学生です。 機械学習・深層学習に興味あります。だから、暇なときにそれらについて記事を書いています。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
注目のコメント
折角引用も示されているので原典にも当たって読んでみることをおすすめします。
一点だけ注意が必要です。arxivは論文投稿SNSみたいなものなので、どこかのちゃんとした学会や論文誌に採択されているものと比べて品質保証がなされていません。もちろん、今後この論文もどこかに採択される可能性が大いにあります。いずれにしても玉石混交の状態であることを念頭にお読みください。
New Trends in Quantum Machine Learning
https://arxiv.org/abs/2108.09664記事で記載ある通り、量子機械学習は現在の機械学習より劣っているとのことですが、アカデミックで研究されている内容から企業や一般人が知る時代になってきているのは事実。 これから多くのエンジニアが携わり市場拡大が確実なので私もとても期待している分野ですね。
期待。
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本論文は、純量子(QQ)および古典-量子ハイブリッドアルゴリズムとデータの最近の動向に関する貴重な洞察を提供するものでした。量子コンピュータや量子機械学習は、まだ開発の初期段階にあります。この論文で指摘されているように、QMLの理論的な見通しは数多くあります。しかし、現在のQMLシステムは、古典的なMLシステムと比較して、リソースを必要とし、劣った性能しか示しません。現実のシナリオで展開可能なQMLシステムの開発には、多くの努力が必要です。まだまだと感じる人もいえると思いますが、開発段階であり、これからの進展に注目していきたい技術であることは間違いありません。
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