• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

日本製鉄はなぜ中国・宝山とトヨタを訴えたのか

日本経済新聞
14
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

注目のコメント

  • 製造業 Marketing Manager

    もし、電磁鋼板の実物を見れば基礎技術使用有無の判別が可能なら、確かにうなずけるが。。。つまり、日本製鉄は特許侵害の確信があって訴訟をしていることになる。
    そして、どう転んでもトヨタが損をしないようになっているのが興味深い。

    (以下抜粋)
    自動車のような消費者向け商品は、誰でも簡単に市場で製品を入手できる。日鉄は2社による特許侵害を見つけた方法を明言していないが、分解すれば自社技術が使われているかどうかは判別しやすく、特許侵害を訴える側の立証は比較的容易だ。自社の技術が侵害されているとみた日鉄は、2社に協議を申し入れたが不調に終わったため提訴に踏み切った。

    (中略)
    第二に、訴訟戦術としても日本企業を巻き込む必要があった。当該特許は日本でしか出願しておらず中国の裁判所では争えない。日本と中国の間では、お互いに相手国の判決を承認する相互保証をしていないため、仮に東京地裁で日鉄が宝山に勝訴しても、中国の裁判所に日本の判決をそのまま執行してもらうことはできない。日鉄は日本国内で確実に販売などの差し止めの効果や賠償金を得るために、トヨタにも訴訟を提起する必要があった。
    (中略)
    だが表明保証は、契約違反により受けた損害の回復には役立つ。具体的にはトヨタは表明保証違反を理由に宝山に償いを求める「求償」の履行を迫ることができる。自動車業界の特許訴訟に詳しい松永章吾弁護士は「判決や和解でトヨタが日鉄に支払う額が確定しないと正式には難しいが、既に水面下の交渉でトヨタは宝山に対し求償の履行を打診している可能性はある」とみる。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

新しい記事ページ
を表示しています

ご意見・ご要望はこちらまで

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか