Ahead! 大谷翔平が前に進むチカラ
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「でっかいホームランを打ちたい、誰よりも速い球を投げたい。そう思って練習して、それができたときの嬉しい感じ……僕は今もその感覚を求めて野球をやっています」
その純粋な想いがプレーから伝わるし、感動を与えるんですね。すごいなぁ。20代の若者でここまで説得力を持って言える人はほとんどいないでしょう。凄いとしか言いようがない
"そうですね、迷ったら正しい方向を選ぼうとするようになりました。選ぶのと選ぼうとするのとでは違うと思いますけど、僕は選ぼうとします。"メジャー4年目で、ついに制限なしの「完全二刀流」を解禁した大谷翔平は、投打で数々の記録を打ち立て、メモリアルなシーズンを終えた。
プロの世界で、あるいはメジャーリーグで二刀流が通用するのか。そんな懐疑的な視線に常に晒されながらも、信念を曲げず前に進み続けてきた彼の無限大のチカラはどこから生まれてくるのか。
高校時代から彼を長年追いかけてきたベースボールジャーナリストの石田雄太氏が、折々に聞いた印象的な言葉を紹介しながら、そのチカラの源泉について語る。