中国EV「NIO」欧州事業開始 バッテリーサブスク成功なるか
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NIOのノルウェーでのビジネス立ち上げで、BaaS(Battery as a Service)の成立性が検証できますね。個人的には、難しいと予想しています。
(以下、記事中から引用)
NIOはノルウェーでBaaS(Battery as a Service)を展開している。顧客が所有するのは車両本体のみで、バッテリーはリースにするというサブスクリプションモデルだ。バッテリー交換を行うステーションネットワークやアップグレードなどのサービスを提供している。75kWhバッテリー搭載車のBaaS利用者は本体価格から9万ノルウェー・クローネ(約120万円)の割引が適用され、毎月1399ノルウェー・クローネ(約1万8000円)のサービス料を支払う。100kWhバッテリー搭載車には16万ノルウェー・クローネ(約210万円)の割引が適用され、サービス料は月額1999ノルウェー・クローネ(約2万6000円)となる。
2022年末までにNIOはノルウェーの主要5都市と高速道路に20カ所の次世代バッテリー交換ステーションを設置する計画で、第1号は今月末に運営開始となる予定。
オスロのショールームは総面積2100平方メートル。来店者向けにカフェや図書館なども併設されている。NIOは2022年にショールームをベルゲン、スタヴァンゲルなどの4都市にも展開する計画だ。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
注目のコメント
BaaSの事業採算には、リコール費用は含まれて無いですよね。
以前もコメントしたようにNIOのバッテリー交換方式は、郊外のグリッド敷設費用と比較して安くなりそうだからで、それは中国国内。
そしてバッテリーのサブスクもNIOのEV車両価格を低く抑えるためでしかなく、バッテリーのサイクル寿命が高くなければすぐにヘタって使い物にならなくなります。
つまり、中国以外の欧州で三元系NCMバッテリーのサイクル寿命なら、間違いなくサブスクの採算は取れません。サブスクというか単なるバッテリーのリースなんですが。小口証券化する方がまだ採算は取れそう。
なおLFPだとしても中華製LFPならサイクル寿命も短いでしょうし、リコールリスクも高いでしょう。
すなわち画餅です、欧州におけるNIOのバッテリーサブスクは。バースって言うんですねぇ
大変そうですねぇ
「オスロのショールームは総面積2100平方メートル。来店者向けにカフェや図書館なども併設されている。NIOは2022年にショールームをベルゲン、スタヴァンゲルなどの4都市にも展開する計画だ。」BaaS単体での採算がどうなるか。
NIOの場合は、コミュニティ形成が上手で、3つのサービスで収益を上げようとしている。
BaaSは、この3つのサービスのフックとなり得るサービスなのかもしれない(つまり、まずはEV所有のハードルを下げて使ってもらう)
今後の動向を注視。