アルゴリズムvs.中国、世界が見つめる激闘の行方
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中共は中共の価値観で世界の支配を目論む。それを妨げるのがこれまでは欧米の価値観や宗教ごとの価値観だったが、これからはアルゴリズムになるということか。資本主義に寄せた自由競争で成長した社会市場主義経済をどこに着地させるのか。
注目のコメント
習近平政権は、企業が中毒や過剰支出につながるアルゴリズムを使用することを禁じました。ソーシャルメディアやゲーム、そして決済もその対象です。
欧州連合は、重要インフラ、大学入試、ローン申請など、高リスク用途におけるAIシステムを規制する法案を提案しました。ローンの与信にもAIが使えない。これはAIと称して、本来貸してはならない人に融資している事例が多発しているためです。
社会的問題をすべてAIやアルゴリズムにせいにするのはどうかな、と思います。自動運転車からアルゴリズムやAIをとってしまえば、自動運転できなくなります。是々非々で対応すべきですね。中国政府のアルゴリズムの規制は、IT企業の成長にマイナス要因となるでしょう。さらに重要なのは、アルゴリズムやその元となるビッグデータを「戦略物資」と重視する習近平政権は、それを民間には持たせずに国で占有しようとしている点です。アリババが標的になったのもそれが一因なのです。
規制の中身は一行目のリンク先に書いてありました。
> 今夏発表された指針の草稿では、アルゴリズムが労働者や消費者の権利を守ることを義務付け、ユーザーアカウントやオンラインのトラフィック、検索結果を操作するためにアルゴリズムを使用することを禁止している。
> 中国の規制当局は先週発表した3カ年計画で、アルゴリズムの登録プロセスや、アルゴリズムのメカニズムとリスクを評価する技術チームの設置など、監視手順の概要を示した。
運用はともかく内容そのものは突飛なものではなさそうに見えます。欧米でも似たようなルール作りがされていってもおかしくなさそう。