【カン・ハンナ】『イカゲーム』が世界で大ヒットした5つの理由
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先日の発表によると『イカゲーム』は配信開始して26日目で視聴者数が1億1100万人を突破し、ネットフリックス史上最も早いスピードで世界的に広がっています。なぜここまで大ヒットを生み出せたのか、そこには様々な理由や背景があります。今回は『イカゲーム』が世界的に大ヒットした理由について語らせていただきました。ネタバレはほとんどしていないので、まだ『イカゲーム』を見ていない方もぜひ読んでみてくださいね。
『イカゲーム』はまさにコロナを象徴した作品と言えます。
ONE MEDIAの明石ガクトさんが「いわゆる "デスゲームあるある" とも言える超人的な頭脳バトルの要素は、作中通してほぼ見受けられない。そのかわり作中で時間をかけて描かれるのは、参加者一人ひとりの人物背景であり、裏切りに至るまでの心情だ。イカゲームにおけるゲームは、最終話で黒幕が問いかける"まだ人を信じるか?"というメッセージを執拗(しつよう)に表現するための舞台装置に過ぎず、ゲーム自体が物語を転がしているわけではないのである。」と言われて凄く納得しました。https://t.co/J5eeHCVZiO
特に日本だと"神さまの言うとおり"や"LIAR GAME"といった頭脳バトルをするデスゲームモノを多く見ている人が多いから「えっコレで終わり?」と思ってしまう人は多いと思います。
しかしコロナ禍で色んな生活変化が起きた僕達には、"天才同士のバトル"より"平凡な人の過酷な環境での生きざま"といった内容の方が心に響くモノがあったのではないでしょうか。Netflixの韓国ドラマ『イカゲーム』をもう見ましたか? 公開から1カ月、世界中でヒットしています。今週の週末特集は、この作品を徹底解剖します。
『イカゲーム』がすでに世界で大きなヒットとなっていますが、コロナで世界中がストレスを抱えていたのも背景にあるでしょうか。
あるいは、資本主義社会や、もしかしたらAI社会への危惧もあるのかもしれないとも思います。
それにしても、ここまで今の空気感をしっかり捉えて、完成度の高い映像作品にしているのは刺激になります。