脱炭素化で「新型スタグフレーション」がやってくる 化石燃料への投資不足がエネルギー危機を生んだ
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考えが狭い。原子力発電には未来がない。原子力発電は結局、核のゴミを処理する方法が見つからなかった。発電所の解体まで含めば、費用は膨大だ。
自然エネルギーの不安定さは、固体電池の開発で吸収できる。地熱発電もある。将来、膨大な需要が予想されているICT関連の電力需要は、ICT機器の低電力化で対応できる可能性がある。
過渡期には痛みがある。注射が痛いから嫌だと言って、ワクチンを拒否しているようなものだ。一時的な負担と長い期間における問題を混同してはならない。
いかにして、エネルギーを生むかばかりではなく、いかに消費をへらすかも重要だ。私は人間の移動手段は、自転車にすべきだと思う。60Kgの物体(人間)を運ぶのに、1トンの金属を移動させるのは、あまりに経済的に不合理だ。