[14日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は14日、物価動向と雇用情勢は、連邦準備理事会(FRB)がテーパリング(量的緩和の縮小)に着手するに十分なほどの進展が見られたとしながらも、利上げを検討するのは時期尚早との認識を示した。

デイリー総裁はCNNインターナショナルのインタビューに対し、現在見られているインフレ高進は新型コロナウイルス感染拡大に関連する供給網の制約に起因しており、感染の収束とともに収まると指摘。「現時点で利上げを検討するのは尚早だ」と述べた。