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NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。いま知りたい注目ニュースを、わかりやすい解説や当事者インタビューなどでお届けする。
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「ユニクロ」や「ジーユー」などの、SPA型低価格衣料専門店を展開。特に中核事業であるユニクロは中国・アジア地域を中心に出店を加速。世界でも上位の売上高を誇る。
業種
カジュアル衣料専門店
時価総額
14.9 兆円
業績
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いま日本の実業を担うリーダー世代には柳井さんのみならず政治はタブー、というのが常識だった。でも完全に時代が変わった。GenZ的な世界観に覆われたいま、ごくカジュアルに日常に政治的アジェンダが染み込んでおり、それに「ノーコメント」など言おうものなら反社並みに白い目で見られる時代となった。この感覚は日本にいるとやや希薄かもしれないが欧米や、アジアでもインターナショナルな企業や学校ではそういう文化が定着している。私もゴミを細かく分類しないとそういう文化で育った中学生の娘に叱られる。
「ファーストリテイリングは原材料となる綿花の生産状況を特定するためのチームを100人体制で作り、サプライチェーンの最上流まで把握する。これは、現在の国際的な取り決めよりも厳格な対処だ」
人権問題に対して具体的で厳格、本気を示す取り組みだ。短期間でここまで具体的に進んでいるとは。こうしたアピールがあってこそ次世代にも広く支持されるブランドになっていくだろう。
米中の政治的な対立などを含めた動向に影響を受けることに対しては否定的なスタンスを示す一方で、
批判を受けていたウイグル自治区の綿を利用しているのではないかという問題については改善策について説明を行いました。
影響力の大きさゆえに難しい対応を迫られていますが、予想される減収減益を乗り越えてほしいですね!!
サプライチェーンの透明化については、人力でどこまで徹底できるのか、ユニクロから新しいサプライチェーンのモデルができるのを期待しています。
もともと工場の開示などサプライチェーンに踏み込んだ把握や支援はどのアパレルよりもやってきているので、これでさらに先行して進めていけば、他の使い捨てファストファッション企業に対しても、非常に強い武器になっていくように感じます