世界経済、エネルギー不足で回復鈍化も=IEA
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コロナ倒産に加えて、ガソリン価格高騰の局面で増加傾向にある「原材料高倒産」にも要警戒。倒産要因も、コロナ禍で多発した「需要消失型」から、各種原材料価格の高騰を受けた「コストプッシュ型」にシフトしていきそう
注目のコメント
カーボンニュートラル、ESGの反作用。
2000年代の資源ブームを思い出す。新興国、とくに中国の成長が大きくなるまで、資源は冬の時代だった。そこで投資が少なかったり、プレイヤーの集約も進んだ。そこに中国の規模が大きくなりながら成長率が高かったので、グローバルで大きい需給タイト化が発生し、様々な資源が一気に値上がりした。
資源開発やその投資は長期。再エネも増えてはいるが、グローバルの需給ギャップが顕在化してきている印象。再エネも持続的に増えていくだろうが、現実としてエネルギーが足りなくなった時に、「でもカーボンニュートラル目指して耐えよう!」でみんなが納得するわけではない。中国は石炭生産を復活させて短期的にグリーン化より景気回復を優先する姿勢を明確にしました。しかもその量は、日本の年間石炭消費量の約1.2倍ですから相当なことです。このように、状況に応じて柔軟に対応出来る国は、エネルギー不足を克服して景気回復路線の維持が可能だと思います。一方、環境保護を原理化する国は厳しいことになる可能性が高いと思います。リスクの高い筆頭はEUです。但し、長期的にはグリーン化は手綱を緩めず進めなければなりません。