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触媒の変化による進化、楽しみ!
化学の復習も兼ねて、ちょっと調べてみた。

反応式としては「N2+3H2→2NH3」。現在使われるハーバーボッシュ法は、Feを主成分とする触媒での反応で、N2(窒素)の三重結合を解くのにエネルギーが必要(原子番号が7なのでL殻で3つの共有結合することで安定する)。
触媒は、自身は変化しないが化学反応に必要なエネルギー(活性化エネルギー)を下げる物質。これまでに、ルテニウムなどが触媒として有用と研究されてきたが、完ぺきではなかった模様。細野氏が研究しているC12A7の化学式は、正しくは12CaO・7Al2O3で、カルシウムやアルミが入っている(セメントも色々な種類があるが、CaOやAl2O3が主成分)。このC12A7に、ルテニウムを付着させると、従来のルテニウム触媒と比較しても低い活性化エネルギーで合成できる模様。
HPを見ても、2012年くらいからペーパーが出ていて、10年近くこういう研究をされて育てられてきた模様。
https://www.jst.go.jp/pr/jst-news/backnumber/2015/201602/pdf/2016_02_p08.pdf
https://www.mces.titech.ac.jp/authors/hosono/

どこかでお名前聞いたことがある方だと思ったら、IGZO(液晶などに使われる酸化物半導体、シャープが特に使っている)の開発された方だった。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00864/072900006/
このような方の研究がどのように科研費を得ていたか見てみると、なんとか、科研費をつなげてこのような成果に結びつけられたことが垣間見えます。
研究費切れで研究滞らず、よかったと思います。

https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000030157028/
アンモニア製造では現在も100年前の技術、ハーバー・ボッシュ法が一般的ですが、大規模プラントで大量のエネルギーを使い、大量のCo2が発生してしまいます。

つばめBHBは低温かつ、低気圧でアンモニア製造することでその課題を解決します。さらにアンモニアの価格は輸送と保存コストが大部分を占めていますが、従来よりも小型プラントで製造できるため、利用地域での生産が可能になる、画期的な技術を有するスタートアップです。

また、同社は異例の会社設立体制であることからも話題です。
東京工業大学の細野教授をはじめとする関係者、味の素、ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター(素材・化学に特化したVC)と共に設立。事業面では味の素、資金面ではユニバーサル マテリアルズ インキュベーターを頼ることで設立当初から素早く事業化に動くことができました。
このアプローチは私が社会人になった時の最初とアイデアだったけど、当時は既存流通が安すぎて(補助され過ぎてて)なかなか競争にならなかった。今なら?
実現すれば農業資材界も激変するのでは?と注目していた取り組みです。
化学肥料の輸入依存を脱することが出来れば農業界においてもカーボンニュートラル関連技術としても大注目です。
ハーバーボッシユ法以外のアンモニア製造か、それも日本から・・。期待したい。