【解説】新型コロナの「飲み薬」は収束のカギになるか
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飲み薬でコロナが治るというのは、画期的です。しかも予防にも効くかもしれないとのこと。但し価格は高額。米国では5日間で約8万円になるそうです。
まずはワクチンの2回摂取完了。そして3回目の摂取で身を守ることですね。
注目のコメント
米国で緊急使用許可が申請された米メルク社などの抗ウイルス薬モルヌピラビルについて、専門家の見解を交えてコンパクトにまとめました。承認されれば新型コロナでは初の飲み薬となります。
重症化リスクのある軽症・中等症の患者を対象とした第3相の臨床試験では、入院または死亡に至る割合が半減したそうです。コロナの発症早期に投与することで、重症化を抑制する目的の薬剤としては、既に抗体カクテル療法(ロナプリーブ®)やソトロビマブ(デビュディ®)が承認されており、同様の役割を果たす治療薬という位置づけになります。これらの薬は点滴の治療薬ですが、モラヌピラビルは飲み薬になったことで、自宅療養、外来のセッティングなどで使用の幅は広がることになると思われます。
医師の目線としては、このように『発症早期のみに使用できる』有効な薬剤が登場してきたことで、病気への対応の仕方が異なってきます。これまではコロナを早期に診断しても治療する手立てがなかったため、早く診断することの重要性は低かったのですが、①早期に認知、②検査で診断、③治療開始という流れをスムーズに行うことが鍵になってきます。コロナの流行具合にもよりますが、今後は発熱や咳などコロナを疑う症状がある場合には早期に受診を促すような呼びかけがより重要になってくるでしょう。アメリカ政府への販売価格は、一人分に換算すると約8万円(5日分)になるそうですね。。
少なくとも安価なものにはならなさそうですが、早期の実用化が可能になるといいですね。