不登校と自殺者が過去最多に 小中学生、コロナ禍の不調が浮き彫りに
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学校でのいじめ件数は減ったのに、子どもの自殺が増えたという部分をもっと深刻に受け止めるべきでしょう。子どもにとって家庭や親は絶対に逃れられないもの。それが安心である子もいるが、それが地獄の苦しみである子もいる。そういう子にとって学校にいる時間だけが安らぎだった場合もある。すべての家族が円満なわけではない。
「小中高校と特別支援学校が認知した、いじめは9万5333件減の51万7163件で、13年度以来の減少となった。」https://nordot.app/820936915262914560?c=113147194022725109
不登校という言葉が良くも悪くも浸透してきたこともあり、「学校へ行かない。」という選択肢を子ども達が選びやすくなっています。
コロナ禍において、子ども達の不安やストレスの増長は考えられておりましたが、どこまで対策を取れていたのかが疑問です。
私が勤務している不登校支援センターでは、相談者数は軒並み増加していますが、これは良い傾向と見ています。
というのも、これまで“相談する”という選択をする家庭や子ども達が稀であり、事態が深刻化してからの相談、対応となっていました。
現在では、予兆の段階や、初期の段階に置いてご相談に来られる方が増え、また、先生方からのリファーによる相談も増えているため、“相談する”ということが徐々に浸透しはじめています。
とは言っても、まだまだ相談や支援を依頼するという事がスタンダードになりきれていない世の中です。これからは教育はもちろんの事、社会全体で“相談する”という事のハードルを下げて行く事が重要となると考えております。
どうか、抱えずに相談してみてください。
スクールカウンセラーでも良いですし、当センターの様な民間の支援先もあります。