米メルク、コロナ飲み薬生産倍増へ=各国政府調達に対応―英紙
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各国まだ科学的根拠に基づく判断が不十分な中、確保を急いでいる印象があります。ここには、一定のリスクもあります。例えば今後、10000人に1人に認められる極めて重篤な副作用が判明し、その使用継続が困難な状況に陥った場合には、大きな損失になるリスクがあります。
ただ、各国でそれほど有効な経口薬が待たれていたという裏返しでもあるでしょう。
なお、現状のエビデンスに基づけば、この薬は一般に広く使われるということにはならず、あくまで重症化リスクのある人への限定使用になると考えられます。
臨床試験結果の解説は、以下の記事のコメントをご参照ください。
https://newspicks.com/news/6234069/メルク社のモラヌピラビルは、飲み薬のコロナの治療薬で、発症早期の軽症・中等症の患者で1つ以上の重症化リスクを持つ患者を対象にした臨床試験で、コロナによる入院または死亡のリスクを約50%減少させたことが報告されました。この結果から、自宅療養の対象となるような患者に対してこの薬を投与することで、重症化を防ぐ効果が期待されます。感染した患者さんにとっても重症化を防ぐことができ、医療機関としても病床逼迫の抑制に繋がることから、使用する機会は今後増えてくるものと思われます。
効果の割に$700は高くない?
同程度の効果があるのではとニュースになっているアスピリンでいい気がするけど。
The team investigated more than 400 COVID patients from hospitals across the United States who take aspirin unrelated to their COVID disease, and found that the treatment reduced the risk of several parameters by almost half: reaching mechanical ventilation by 44%, ICU admissions by 43%, and overall in-hospital mortality by 47%.
https://www.jpost.com/health-and-wellness/aspirin-lowers-risk-of-covid-new-findings-support-preliminary-israeli-trial-681127