財務次官のバラマキ批判 「賢明な支出」政策論争の糧に
日本経済新聞
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総選挙を前に与野党問わず規律なき支出が選挙公約にならぶ事態。まさに「節操」もあったものではない。
規律なき、というのは(これまでについても、これからについても)費用対効果の検証がなく財源論もないということ。
『コロナ対策費は、いまだに費用対効果の検証さえされていない。金額を大きくすることが優先され、コロナ対策と銘打てば許容される空気』
『まず金額ありきではなく、感染抑止と経済再開に有効な使い方を精査して積み上げていく』べきだし、財源論に蓋をすべきではない。それこそ無責任というもの。
『総選挙が間近に迫るなか、与野党ともに財政を有権者の歓心をかう道具に使う誘惑を断ち、新型コロナウイルス禍後も見据えて真に成長に資する賢明な支出(ワイズ・スペンディング)を徹底』すべきという問題提起が政治家から出てこないことは残念。
行政官が与野党の政策を批判することは当然あってよい。
与党幹部の不快感が高じる一方、というが、政策決定後には従うべし、とは言えても、政策決定前の議論に官僚からの意見を述べることは何の問題もないし、彼等こそが「専門家」なのだから聴くべきものは聴くべきです。
(官僚は脳ミソ、政治家は筋肉みたいなものなんだから連携してこそ。
以上、王様の耳はロバの耳モード)
なお、寄稿は麻生太郎前財務相の了解を得ているそうです。