金融所得課税の強化がダメな2つの理由、それでも岸田首相の先送りは問題だ - 山崎元のマルチスコープ

コメント

注目のコメント

• Hasegawa Yukinori

  温厚で思考好きな人

  ・2021年10月13日

  僕は個人投資家ではあるが金融所得税の趣旨には賛成している。それはフローの格差よりストックの格差が問題であり不公平であると思うからだ。
  
  著者が反対の理由としてあげる『投資による収益獲得を「罰する」効果があることだ』はそのまま『勤労による給与所得』にも置き換えることが出来る。(僕には関係ないことだが) 高所得のサラリーマンなどにとっては高い税率がかかり、株式配当などで高所得である人達の税率と比べれば罰のような感じに思う。
  
  また『株式投資にはリスクがある』という指摘もあるが、その分だけ累進課税が緩くてもいいと思うが、それに加え損失が数年通算できれば問題ないと思う。
  
  ただし著者がいうように金融所得への課税でなくても資産課税が実現するのならそっちでもいいと思う。
  
  あと全体としては僕は減税すべきだと思っているので、ここで課税した分以上に所得税減税や社会保険料の減額をした方がいいと思う。