出光興産、太陽電池の生産撤退へ 価格競争で苦しく
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ついにと言うべきか、日本は太陽電池生産からの撤退の道を回避できませんでした。
風力発電タービンも最後の牙城であった日立の撤退してしまいました。
市場が国内にあり、政策的誘導で企業に投資を促さなければ、結局は技術開発をしても、国内に産業は育たないと言うことです。
世界で唯一化合物太陽電池で1GWもの生産規模を持っているソーラーフロンティアが生産を止めれば、日本の太陽電池電池生産の火は消えてしまいますね。
軽量フレキシブルな太陽電池の開発も行っていたソーラーフロンティアの夢も潰えてしまうのかと残念でなりません。
太陽電池のシステムインテグレーターになるにしても、国内の太陽電池市場は大きく萎んでしまいました。メガソーラーの開発も厳しくなっていますし、住宅屋根も小さな市場ではないですが、新築の全ての屋根に太陽電池を設置したとしても、OEMで競うわけですから、差別化できるポイントを見つけるのは大変だと思います。
次世代太陽電池ベロブスカイトに期待したいですが、世界の開発競争に打ち勝ち、なおかつ量産とコストダウンの競争に勝ち残るのは、並大抵のことではないと思います。
◎ 去りゆく日本のPVメーカー、次世代技術で巻き返しなるか
パナソニックも生産終了、国産PVは風前の灯火
https://limo.media/articles/-/23021元は昭和シェルのソーラー事業で、国富工場も日立プラズマからプラズマ工場を買収し転用したもの。
クリーンルームの規模は大きいと思うが、ディスプレイ系と半導体用だと違うのではないか（転用した記憶がぱっと出てこない）。
リリース見る限り、生産終了するが事業所は残す模様。ただ事業所にクリーンルームは必要ないから、閉じるのだろうか？
https://www.idemitsu.com/jp/news/2021/211012.htmlJXが再エネベンチャーのJREを買収しましたが、出光昭和シェルは子会社がという形で太陽電池から撤退ですか.
出光昭和シェルは有機ELや基礎化学品に注力しているとの話も聞いたことがあるので,石油元売りの中では化学メーカー寄りの事業を展開していくのでしょうか？それとも地熱発電等に注力していくのでしょうか？中々面白いニュースだと思います.
元売り各社の今後には注目していきたいです.
