日立、量子技術で鉄道ダイヤ最適に 数日の作業を自動化
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日立頑張れ!!元担当者としてはこの分野は胸熱です。日立にとって鉄道分野は特別な分野で、制御誘導分野の最先端が鉄道車両部門。日本の鉄道インフラの遅延の少なさ(※自殺等による人身事故は除く)は圧倒的であり、新幹線のダイア編成は神がかった仕事で、これを人力でやっていた。
この圧倒的なノウハウ、でもなかなか人力を超えられなかった分野をついに量子コンピューターの力で人の力を超えてきた。アルファ碁が世界チャンピオンを倒したような、そんな大きな第一歩だと思います。
ダイヤ編成を抑えることで、鉄道インフラの設計、ひいては車両ビジネスまで総合的に十中できるようになれば最高ですが、そこにはまだまだステップが必要でしょう。ただ、欧州に本社を移して、着々とその未来に向かって進んでいるように感じており、日本の鉄道インフラの基盤技術が世界のスタンダードになる日もそう遠くないと期待したいと思います。組み合わせ最適化問題ですね。普通のナビではなく物流会社の配送経路計画や、普通の生産計画ではなく鉄鋼の生産計画などは組み合わせ最適(の最適)のための特殊なシステムが動いています。Jリーグの試合日程を決める「日程くん」も元は新日鐵の技術をベースとしています。
量子コンピューティングのわかりやすいキラーアプリとして、こうした計算機革命であらゆるリアル社会の複雑な組み合わせ問題を解いてくれるますね。この技術が量子コンピュータなのかは微妙な気もするけど、アニーリングはどんな最適化問題にも使えるので、これがハードウェア化により高速に処理できるなら用途はかなりあるんじゃなないかなー。疑似量子ならビット数の制約もないしね。
量子を名乗るって事は、イジングモデルで解くという事なんだろね。
日立がCMOSアニーリングの新ASIC開発、チップ9個を接続し大規模問題に対応
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/09636/