[イスタンブール 10日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第16戦、トルコ・グランプリ(GP)は10日、イスタンブールで決勝を行い、ポールポジション(PP)からスタートしたメルセデスのバルテリ・ボッタス(32、フィンランド)が優勝した。

1時間31分4秒でフィニッシュし、2020年9月以来となるキャリア通算10勝目を挙げたボッタスは「久しぶりで、いい気分だ」とレース後にコメント。記者団に対しては「おそらく昨年はキャリア最悪のレースだったが、今回は最高のレースの一つだった」と振り返った。

終始、見事な走りを見せたボッタスについて、メルセデスのトト・ウォルフ代表も「彼は完全にコントロールしていた。スピードだけでなく、タイヤの管理もだ。今日は10点満点中、10点だった」と絶賛した。

レッドブル・ホンダ勢のマックス・フェルスタッペン(オランダ)が2位、セルヒオ・ペレス(メキシコ)が3位。エンジン交換によるペナルティーで11番手からスタートした個人総合優勝7回を誇るメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)は5位で終えた。

この結果、フェルスタッペンがハミルトンに6ポイント差をつけて再び個人総合トップに立った。

アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー(フランス)は6位、角田裕毅は14位。