SaaS資金調達プラットフォームPipeとSaaS買収プラットフォームMicroacquireのパートナシップ
コメント
選択しているユーザー
Pipeで資金調達し、Microaquireで買収し、Pipeで調達し(繰り返し)という世界観が見える。
これらビジネスモデル側面だけで評価するのではなく、PipeもMicroaquireともにサービスのUIが相当イケてる。ログインして見てみると、伸びてる理由が見えてくるのでオススメです。
注目のコメント
「SaaSはやがて保険会社の(Embedded Valueの)様にValuationされる」と思っています。既契約価値と新契約価値を分けて、既契約価値は各種KPIからアセットベースでバリュエーションされる様な形。
そうすると、この記事にある様に、新契約価値のリスクとは一定切り離した形で、既契約価値ベースの、ある意味でのAsset Based Financeが実現する。
保険と異なり規制業種ではなく、横並びのKPI開示のインセンティブが低いのですが、Pipeが取り組んでいるようなファイナンスインセンティブが作れれば、その様な開示の機運も高まり、よりフェアで持続的なValuationがSaaS全体で実現される可能性があると思います。5〜10年後くらいのスパンでしょうか。Revenue Based Financingと呼ばれる収益ベースでの資金調達機会を提供するサービスは今最も注目されている領域の1つではないでしょうか。
その中でもClearcoとPipeが先行していて、それを複数社が追っている状況です。
Clearcoについては以下も参考に(動画です)
GAFAに集中する「金と権力」にまつわる深イイ話
https://newspicks.com/news/5913014Pipe (US)はマーク・ベニオフら起業家からも投資されている企業。すでに$300mil以上の資金調達を実施している。彼ら自身も自社サービスを使っているのか投資家がすでに50社程度となっている。2019年創業企業。
MicroAcquire (US)は、2020年創業のまだシード期の企業。スタートアップの買収市場を作り出したというところが興味深い。ちなみにM&Aは加速しているとのこと。
参考:
https://news.crunchbase.com/news/startups-are-acquiring-other-startups-at-an-unprecedented-pace/