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「基礎研究の種」花開く、ノーベル賞・自然科学3賞を振り返る

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    S&S investments 代表取締役

    記事よりも早崎さんのコメントに価値がある


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    忠北大学 天文宇宙科学科 教授

    今回の3賞に対する記事やそれに対するレスポンスを私なりに振り返るとざっと4点あります(科学的成果についてはそれぞれの記事で簡単にコメントしています)。

    1. 真鍋さんの受賞についての科学研究に言及する前に、二重国籍問題などのコメントが散見され、それについていいねが多くみられたのはとても悲しかったです。政治利用する前に、純粋に科学的成果を味わって欲しいと思います。

    2. 真鍋さんは地球科学がご専門なので地球科学がノーベル物理学賞の受賞対象分野に入ったことは多様化という意味では良いことですが、今回の主な受賞者は、あくまでParisi(パリージ、パリジ)さんです。統計力学や場の理論をベースにした複雑系の物理学理論です。今回のノーベル物理学賞はパリジさんの貢献がまず第一にあって、地球科学者のお二人が受賞したというのは、うわーっとエキサイトする前にいったん理解しておくべきことだと思います。

    3. 医学生理学賞も化学賞も日本にゆかりのある研究者がいなかった(※)ので、真鍋さんの受賞のようにマスコミで大きく取り上げられることはありませんでした。ノーベル賞シーズンは毎回こういうので落胆するのですが、日本人とか外国人とか抜きにして人類に貢献した科学研究を味わってほしいと思います。その意味で、日本人や日本に由来のある人物のみが大きくフューチャーされるのはどうかと思います。テンションが上がるのは分かりますが、各国代表の選手がメダル獲得を目指して競うオリンピックスポーツとは異なり、ノーベル賞受賞者は人類全体の進歩への貢献という意味では人種国籍性別年齢主義思想は無関係です。(※)化学賞の受賞者に北大の客員教授の方がいらしゃいました。

    4. とはいえ、科学研究者が科学を追及できる環境は経済的に余裕のある国に限られています。また、真鍋さんのようにアメリカで成果を上げる前に、日本で受けた教育(東大で博士号を取得してらっしゃいます)も無関係ではないでしょう。その意味で科学者は特定の国々から恩恵をうけており、2ヵ国間での往来に伴う問題も含めて副次的に政治的問題が入ってくるのは仕方がないことなのかなと思います。世知辛い世の中です。


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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    早崎先生のコメントを読んで:

    受賞時の報道で「日本人の受賞」ばかりを騒ぎ立てる世論を白々しく思い国籍の問題についてコメントしましたが、考えてみれば、それでは同じ穴の貉でしたね。たしかに、まずは純粋に科学的成果について語るべきでした。名前の横に「PRO」なんてついているので尚更です。反省。


  • <考察>
    ノーベル賞は受賞者の生存が条件となっており、物理学、生理学・医学、化学は高齢化しており、平和賞は平均年齢が低下傾向にある。真鍋 淑郎氏は90歳であり、米国の平均寿命は77.3歳のため長寿がノーベル賞の受賞に繋がったとも言える。

    ノーベル賞の選考過程は開示されておらず厳密に行われているが、気候変動予測のベースとなるモデルを真鍋氏は1989年に開発しているため、開発から受賞まで30年が経過したことになる。

    ノーベル賞は下記の遺言から設立しており、「人類のために最大の貢献」とされているため、真鍋氏のように発見が実用化され貢献が立証された段階で、ノーベル賞受賞の候補に挙がると想定される。

    よって、今後はコロナ関連で「mRNAワクチンの開発者」「経口ワクチンの開発者」などは早期に受賞されるように感じた。

    引用開始*********
    私の全財産は、以下の方法で処理されなくてはならない。----私の遺言執行者によって安全な有価証券に投資された資本で持って基金を設立し、その利子は、毎年、その前年に人類のために最大の貢献をした人たちに、賞の形で分配されるものとする。

    ・ノーベルの遺言
    http://contest.japias.jp/tqj2002/50218/nthewill.htm
    *********引用終了

    <真鍋 淑郎氏>
    ・生誕:1931年9月21日(90歳)
    ・国籍:米国
    ・愛媛出身で1958年にアメリカ合衆国に移住
    ・アメリカ国立気象局やアメリカ海洋大気庁に勤務
    ・プリンストン大学上席研究員

    <研究成果>
    ・地球温暖化を予測する地球気候モデルの開発
    ・1958年:大気の運動と気温との関係をモデル化、「CO2が2倍に増えると地上気温が2.36度上昇する」と予測
    ・1969年:大気循環と海洋循環を組み合わせた「大気海洋結合モデル」を発表
    ・1989年:大気、海洋、陸上の気象が与える影響をモデル化
    → 気候変動予測のベースとなる

    <ノーベル賞について>
    ・90歳でのノーベル賞受賞は日本人最高齢
    ・賞金は1,000万スウェーデンクローナ(約1億2,700万円)の1/4が真鍋氏へ

    <その他>
    ・40年間の研究費用約150億円のうち約半分がスーパーコンピュータの使用料
    ・「世界で一番スーパーコンピューターを使った男」と称される


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