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インテリ気取りで「受け売りの知識」を披露私たちはみんな「亜インテリ」なのかもしれない

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    丸山真男が「亜インテリ」という言葉を使ったのは、1947年の講演でのことです。丸山の問題意識は、学校教員や寺の住職、町役場の公務員といった人々が、1930年代から積極的に戦時体制の推進者になってしまった、ということでした。こういう層が、彼のいう「日本ファシズム」を推進する力になったことをもって、「亜インテリ」と呼びました。
     それに対して丸山が「本来のインテリゲンチャ」と呼んでいるのは、
    「都市におけるサラリーマン階級、いわゆる文化人ないしジャーナリスト、その他自由知識職業者(教授とか弁護士とか)および学生層」
    です。「 日本ファシズムの思想と行動」
     現代の読者がイメージする「インテリ」とやや異なるし、今となっては1947年当時のような問題意識もないでしょう。学生層にしても当時と現代ではかなり違います。
     この記事の筆者は、1930年代の「亜インテリ」が「日本ファシズム」を推進した状況と、現代のネット言論を重ねています。元の丸山の議論にしても大ざっぱすぎるし、事実かどうか怪しいところもあるのですが(例えば都市部のインテリゲンチャは戦争を推進しなかったのか、とか)、都市エリートの地方中間層に対する蔑視である、という批判を受けてきました。
     丸山の元の講演が、1947年の東大生を相手にしたものなので、インテリゲンチャの責務を説いています。いつの時代も似たような構図、似たような主張はあるのですが、インテリゲンチャというのは孤立するから真のインテリゲンチャといえるようなところもあるので、丸山が主張したような、インテリゲンチャが主導する世の中というのは来ないでしょう。


  • 株式会社シコシコギャング 代表取乱し役

    このような議論が繰り返されるたびに思うのですが、亜インテリ化の根本的要因は1票の価値が1億2000万分の1しかない1票の軽さにあり(本論で言われている所の合理的無知)、その切迫感のなさにあるとするならば、解決方法は政治単位の極小化、すなわち地方分権にしかないと思うのです。

    そもそも古代ギリシャで民主制が発達したのは、ローマやオリエントのような帝国と比べ、有権者にとって政治は非常に身近で、それ故1票の重さがはるかに重いという都市国家ならではの要因があるはずで、現代日本、さらに言えばヨーロッパ諸国も含め、このような近代国民国家由来の国において本来民主制がふさわしいかには、本当のことを言えば疑問符がつくのです。

    かといって民主制が先進文明国の証明書となってしまっている現代社会において今更それを止めると言うのは代替案もない以上全く現実的ではなく、ならば取れる唯一の方法は政治単位の極小化、すなわち日本の連邦化、さらに言うならば都市国家化です。

    本来の間接民主制にはそのような意味もあって、直接民主制では人間の身体感覚から離れてあまりに大きくなってしまっている政治をコントロールするという意味で有用なのです。それが今の日本の政治システムでは間接民主制の意味がただの派閥政治の道具になってしまっている。これだったら総理大臣を直接選挙で選んだ方が良いと言う議論になってしまうのももっともであり、一刻も早い政治権力の地方分散が望まれます。


  • 大学非常勤講師、銀行系シンクタンク エコノミスト

    受け売りする時は、これはどこそこの受け売りだとはっきり言いましょう。著作権の引用のルールみたいなものです。


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