首相、習主席と初の電話会談 日中国交50年見据え安定化協議
コメント
注目のコメント
1989年の天安門事件を思い出します。
あの時も日本は、西側自由主義諸国が中国を非難する中、いち早く「中国を孤立させない」と融和スタンスをとりました。
チベット、ウイグル、香港、さらに台湾問題で、天安門当時と同じように自由諸国に非難されている中国=習近平にとって、日本はチョロい突破口に見えていることでしょう。首相は「首相は、沖縄県・尖閣諸島周辺への中国海警局船による領海侵入を踏まえた東シナ海情勢や中国の人権問題について懸念を伝えた」
習氏は「日本側と対話と協力を強めたいとの意向を伝達」
このやり取りだけを見ると、「対話」にはなっていないように見受けられます。懸念を伝えているのに対して何か答えてくれたのでしょうか。
また、”一方で「歴史や台湾など重大で敏感な問題を適切に処理し、(立場の)相違をコントロールする必要がある」と述べた。”とありますが、これは誰が(どっちが)述べたのか(この一文の主語は誰なのか)が気になります。
「関係を安定化」させるために、毅然とした態度で臨んで頂きたいです。この会談で習近平は、3つの格言を引用した。①「仁に親しみ隣と善くするは、国の宝なり」これは春秋からの引用。②「言必ず信、行必ず果」これは論語から。③「知者は惑わず、仁者は憂へず、勇者は懼れず」
なかなか面白い。