【新】マリの青年が、日本初のアフリカ人学長になるまで
コメント
選択しているユーザー
連載楽しみです!
サコ学長のこの言葉がマラウイに住んでいる自分にとって響きました。その国のイメージって自分が接している少数の人から作られる部分があるなと思いました。自分も気を付けたいと思います。
□引用
「私にとっての日本人のイメージは、中国の寮で出会った日本人留学生たちがすべてでした。
その留学生たちはちょっと変わっていて、寮の食事以外に、日本のスープやカレーのレトルトやインスタント食品をいつも食べ、なぜか自分用の質の良いトイレットペーパーを肩にかけてトイレに入っていた。だから私は、日本のことを「スープ、レトルト、トイレットペーパーの国」と思っていました(笑)。」
注目のコメント
戦後初めて、外国人が日本の大学の学長・総長になったのは、2018年で、京都精華大学のウスビ・サコ氏と立教大学の郭洋春氏でした。
戦前だと、上智大学や立教大学は外国人宣教師が学長をやることも多かったのですが、戦後は2018年まで例が見られませんでした。
ムスリムが日本の大学の学長になったのも、ウスビ・サコ氏が初めてでしょう。今週ご登場いただくのは、日本初・アフリカ出身の大学学長を務められているウスビ・サコ氏です。
出身国であるマリと日本の文化には、当然違いもあれば、意外な共通点もあるといいます。本日から7回、サコ氏独自の視点から、日本の地域社会、教育の在り方について深くお話を伺います。日本の大学経営に必要な気付きがもらえそうな連載、楽しみです。
「マリでは、旅人がふらりと来て、用事が済んでもそのまま1、2カ月滞在しているということは普通です。誰も「帰れ」なんて言わないし、気づいたら一緒に暮らしているのです。」こういう体験、学生時代に大切ですよね。深夜特急を思い出しました。