東京 足立区と埼玉 川口 宮代町で震度5強 M5.9 津波なし
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震度5強って相当強い感じだけど、東京都北区の自宅では東日本大震災の時に比べて揺れが少なかったように思います。今回は東日本の時よりさらに高さを増した山積みの本も崩れなかったし。あとガスの非常停止機能も起動しなかった。
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気象庁の速報段階では地震の規模はM6.1、深さは80kmとのことです。防災科学技術研究所の速報ではMw5.9で深さ66km、発震機構は東西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されており、気象庁の情報と総合すると、海側の太平洋プレートと陸側の北米プレートとの境界部分で発生した地震であると考えられます。
震源が深いこともあり津波の恐れはほとんどありませんのでご安心ください。一部でガスメーターの安全機能により供給が止まっている可能性がありますのでご確認ください。
関東地方にお住まいの方ならよくご存じかと思いますが、茨城県南部から千葉県北西部にかけては東側から沈み込む太平洋プレートによる地震が割と多く発生しますが、今回もその一環です。規模がM6クラスまで大きくなるのはそれでも久しぶりで、千葉県北西部でいえば2005年7月23日にもM6.0で最大震度5強を観測する地震がありましたが、それ以来ということができます。
関東地方については、南海トラフの巨大地震は直撃しませんが、相模トラフの巨大地震(関東大震災)が一定の間隔で発生しています。また、それ以外にも今回のように深さ50km以上の深いところで発生する地震があり、江戸時代末期の安政江戸地震はこのタイプの地震であったと言われています。東京都内など広い範囲で震度6以上であったと想像されています。関東地方の真下でM7クラスの地震が発生する可能性も大いにありますので、地震については日頃の備えが重要となります。今回は極端な被害はないものと思われますが、どうぞ良い機会としていただければと思います。首都圏直下型地震で想定されていた震源域になります。
この地震は5強ですが、東日本大震災においても、このクラスが前震であったことがわかっています。
今後、近いうちに震災クラスが来るリスクがあるということです。
今が大事な時。今すぐ家の防災対策をしっかりと見直しましょう!
特に家具配置などより先に、
・備蓄水・食料(お風呂溜めておく)
・避難経路・避難所
・持ち出しグッズの中身、賞味期限、ラジオなどの電源
・ハザードマップ、浸水マップ
・避難用靴(夏で靴をしまっている方は要注意、厚底のしっかりした使える靴はありますか?)
・家族の連絡手段
を見てください。これらは命に直結します。
この辺りが確認できたら、家具の配置、転倒防止なども考えましょう。(すぐに対策できる訳ではないことが多いので優先順位が下がります)