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最先端を知り、「枯れた技術」と向き合う 日本が取り残されないため

朝日新聞デジタル
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  • イントリックス株式会社 代表取締役社長

    身の回りにある技術の大半はいわゆる「枯れた技術」。

    イノベーションで大切なのも、要素そのものではなく、その"結合"の新しさですから、「枯れた技術」の可能性は無限です。

    そして日本には、耐久性の高い製品や安定した社会インフラを通じた「枯れた技術」の蓄積があります。

    残念なのは、その保有者たる日本の製造業が、地味すぎてアピールするほどのものではないと考えていること。

    しかし、ビジネスで勝つには、人と違うことをしなければなりません。

    新技術に目が行きがちな世の中への逆張りで「枯れた技術」の意義やノウハウを徹底的に訴求することは、経営力という解決に時間のかかる課題を抱える日本の製造業にあって、今すぐできる勝ち筋なのではないでしょうか。


注目のコメント

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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    インタビューしていただいた記事が10月7日の朝日新聞全国版朝刊に載りました。1時間にわたるインタビューを簡潔かつ的確にまとめてくださいました!(新聞記者ってやっぱりすごい!と思った次第です。)

    しかし…有料会員ではないと僕の部分は読めませんね。

    こっそり一部だけ以下にコピペします。朝日新聞に怒られたら消します!

     宇宙開発で使われるのは最先端技術ばかりのように思われますが、実は「枯れた技術」も使われています。
     私はNASAで、火星ローバーという四輪探査車の開発に携わっています。使われている中央演算処理装置(CPU)は、1990年代にパソコン向けに開発されたものを改良したものです。ローバーは何千億円もかけて開発しますが、火星に打ち上げるチャンスも2年に1度だけ。大きなリスクはとれないから、信頼性が既に確立されている技術を採用するのです。
     もちろん技術革新そのものを否定すべきではありません。枯れた技術だけを使っていたら、人類はいまだに鋤と鍬で農業をやっていたでしょう。長い目では進歩することを前提とし、新技術導入のペースやどれくらいリスクをとるかを考えるべきです。
     例えば、NASAはミッションによってリスクの取り方を変えています。火星ローバーなどクラスAの超大型ミッションでは、リスクを最小化する。一方、ローバーに積む小型の火星ヘリコプターはクラスDでは積極的にリスクをとって新技術を試す。数千億円かけたローバーより、数十億円のヘリコプターのほうが、新しい高性能のコンピューターを積んでいるのです。
     技術は状況に応じて積極的にリスクをとるべきものと、リスクを最小限に抑えるべきものがあり、バランスが求められます。

    ・・・後半へ続く(キートン山田さんの声)


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    東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 教授

    「枯れた技術」とは、「使えなくなった技術」のことではなく、「実績もあり成熟して十分に安定して使えるようになった技術」。

    例えば、宇宙に持っていく半導体は最先端のものは宇宙線(船ではありません)に対して不安定な動作をするので、「枯れた」ものを持っていく事が多いです。すなわち、昔の技術を使い、宇宙線が当たっても十分に余裕があって誤動作しにくいものを使います。

    機械学習分野も、「それは従来のXXという技術が適していますね」というと「え。。。深層学習じゃないんですか」とあからさまにがっかりされる人がいますが、それは誤った判断をしている場合があります。技術とは常に新しい技術が昔の技術の上位互換とは限りません。


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