[ワシントン/台北 6日 ロイター] - 台湾外交部(外務省)は6日、米政府の台湾に対するアプローチに変更はないことを改めて確認したと発表した。バイデン大統領は前日、中国の習近平国家主席との協議で台湾に関する合意の順守で一致したと明らかにしていた。

台湾外交部によると、バイデン氏の発言について米国に説明を求めたところ、台湾に対する米国のコミットメントは「揺るぎない」ものであり、米政府は台湾の防衛維持を引き続き支援することを再確認したという。

台湾外交部は「中国政府の軍事的、外交的、経済的脅威に直面しながらも、台湾と米国は常に緊密かつ円滑なコミュニケーションチャネルを維持してきた」とした。

ブリンケン米国務長官は6日、米国の台湾に対するコミットメントは揺るぎないものであり、同地域における中国の挑発的な軍事活動に懸念を抱いていると改めて述べた。