小中学生「相談せず不登校」4割 文科省、経験者2000人調査
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家族、とりわけ親に相談ができるのが何よりも大事でしょうけど、客観的に冷静に耳を傾けられる親の割合は多くはない、そのような親子関係を作れている世帯はそう多くはないという証左なんでしょうね。
会社に産業医があるからと言って産業医に相談しないように、学校、教育委員会がカウンセラーを設けていますので、いつでも来てくださいと言っても敷居が高いでしょうね。
道徳などで、いじめや鬱などについても教育し、普段から口を酸っぱくして、自分で抱え込まないように、という地道な啓発、プロモーションが必要なんですかね。
少なくとも体制を整えていつでもどーぞ!と待ちの姿勢では誰も相談はしないのではないかと思うのです。
注目のコメント
先日、当校に入学を決めてくれた生徒と親御さんと話をする機会があった。
不登校になるきっかけは些細なことではあったものの、「早い段階で相談する窓口がなかったので(相談の仕方がわからなかったので)、相談できずに不登校になった」とのことでした。
実態が気になったので、親御さんと一緒に教育委員会に電話をした。
そうすると、電話は3部署に回されてからようやく適切な相談員に繋げていただいた。
その相談員からは「学校長とも是非とも相談してみてください。それでも難しい場合は再度ご連絡いただいてもよろしいでしょうか?」とアドバイスをもらった。
「いやいや、学校長に相談しにくい、取り合ってもらえそうもない関係性だから電話しているのであって、、、、」まさに堂々巡りな経験をしました。
LINE相談やそこに集まる情報の連携がスムーズに行われる体制を整備していかないといけないな、と強く実感。本当にシステマティックな課題だけど、テクノロジーを活用する事で相談のハードルや相談するストレスを軽減する事ができると思いますね。「不登校」を良しとしないのか、「相談できないこと」を良しとしないのか。しっかり区別して打ち手を考えるべき。
不登校自体は教育を受ける形としては、決して否定されるものではありません。むしろ、休養になったり、刺激の少ない適切な環境で学べるなどの効果があるならば、良いと思っています。
ただ記事の内容から推察するに、いかんせん、不登校はよくない。だからその前に相談できるようにすれば、不登校にならないはず、のような安易な帰結に持ちこまれている気がして心配です。
相談できる場所や人が増え、子どもにとってつながりが生まれることは歓迎しても、不登校が否定されるような施策は歓迎できません。正直、不登校っていう逃げ道も必要だと思うんですよ。
相談相手を作ろうなんて、人為的にやるにも限界があるし、相談よりも時間薬の方がよく効くって事も多いハズ。
根本的な話、一度不登校になった生徒がカムバックしづらい環境こそが問題なんじゃないか?と。
・学習の遅れに繋がらないように→オンライン学習の充実
・クラスに参加出来なくても、登校できる教室を作る
・学習が遅れてしまったとしても、本人が再度頑張りたいと思った時に支援できる環境
この辺りが整ってくれば、苦しむ生徒さんもかなり減るんじゃないかなぁ。