大手商社、女性活躍に本腰=脱「男社会」へ幹部育成
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「多様性の強化」というよりは、優秀な人材を採用するための、「タレントプールへのアクセスの強化」が目的でしょうか。
今は女性にリーチ出来ていないという課題認識があるということかと思いますが、「人材の多様性」という観点であれば、男女の違いはもちろん一つですが、経歴による違い(例:東大の理系大学院、関西の大学の体育会、高校からアメリカ)でも、結構な多様性は確保出来るはずです。
差別とかではなく、業界や職種によって男女差が出るのはある程度やむを得ない(個別企業レベルでは変えるのが難しい)ケースも多いので、企業文化や人事制度だけの問題ではなく、女性が興味を持ち易い産業・ビジネスに取り組まないと大きくは変わらないのではないか、という気もします。
注目のコメント
「脱男社会!」や、「女性活躍!」、というよりは、
単純に多様な幹部がいた方が、その会社も業界も発展する世の中なのかな、と感じます。
商社ですと、その先に多くの人もいるでしょうし、より必要なのかもしれません。
メディアも同様ですね。大昔自動車会社にいたころ、南米に出張して、現地で取引先の商社の方にご自宅に夕食に招かれました。その地ではあまりよいレストランもないので、自宅でお客をもてなすらしいのですが、もちろんそれは奥様の役割。私は強烈な違和感でどう振る舞ってよいのかわからず、商社の方も「お客筋だけど若造の女」をどう扱っていいのか戸惑っていました。
今、商社ではそういった商売の比率が小さくなりました。投資などの「デジタル」仕事が多くなれば、より多彩な人材が求められます。時代の流れですね。就活中の学生さんと話すと、商社希望の人は男性ばかり。
もちろん女性もいるのですが、将来的に責任あるポストを狙いたいという人ほど「商社だと難しい」と感じている人が多い印象です。
個人的にはだからこそチャンスなのに、とも思います。今の状況に危機感を抱き女性活躍に本腰を入れる、もしくは入れようとしている会社を選ぶと、そのチャンスの波に乗れる可能性は高まります。