• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

ノーベル物理学賞に真鍋淑郎氏 二酸化炭素の温暖化影響を予測

NHKニュース
705
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

注目のコメント

  • badge
    東京大学 総長

    眞鍋淑郎先生の2021年ノーベル物理学賞受賞に際し、心からのお慶びを申し上げます。

    眞鍋先生は、1953年に東京大学理学部を卒業した後、数物系研究科に進学、博士取得後に米国に渡られ、米国海洋大気庁・地球流体力学研究所にて気候変動の研究に従事してこられました。その間、世界で初めて大気海洋結合大循環モデルを開発し、二酸化炭素の濃度の上昇が気候に与える影響を世界に先駆けて明らかにするなど、地球温暖化研究や気候研究の根幹をなす研究成果を数多くあげてこられました。

    眞鍋先生の栄誉を心からお祝い申し上げます。


  • 国内航空会社 気象予報士

    これまで気象学や気候学をはじめとして地球科学分野には、ノーベル賞に相当するような賞はあっても、ノーベル賞を授与されることはないとされていました。自分は割と小さな頃から将来は地球科学を勉強しようと決めており、あわよくば学者になりたいなどと思っていたので、ノーベル賞がないと聞いて残念な気持ちになっていたのを思い出します。なので、地球科学界隈では常識が覆ったということでみな大騒ぎをしています。
    実は真鍋先生は、自分が地球科学を志すきっかけとなったNHKの地球大紀行という番組でも取材されており、元号が昭和のうちからすでにプリンストン大学で温暖化についての研究を行われていました。当時のコンピューターでも、温暖化は地球全体で均一に進むのではなく高緯度地方が特に温暖化しやすいこと、それによって気候も変化して降水量が増える地域や減る地域があること、特に世界の穀倉地帯で降水量が減る見込みであり将来食料問題につながりかねないことなどが示されていました。30年以上経った今になってそれらは最先端の研究から、地球に住まう人々の共通理解にまで進化しました。
    ノーベル賞は、社会的に影響の大きな研究、人類にとって大きな進歩をもたらしたと認められた研究に対して授与されるものとされていますが、まさに地球温暖化に対して本格的に対策を打たなければならなくなった昨今において、人類にとって大きな示唆を与えてくれている研究ではないかと思います。地球科学の一分野である気象学に片足を突っ込んでいる人間として、今回の受賞は大いに勇気を与えてくれるものとなりました。この度は受賞誠におめでとうございます。


  • badge
    国際環境経済研究所 理事・主席研究員

    おおー、おめでとうございます!
    気候変動分野の研究が受賞したことが嬉しいですし、既に米国籍とはいえ、日本生まれの方だったことでさらに親しみがわきますね。

    日本は気候変動で存在感薄いと言われるのですが、例えば、日本の衛星技術は森林が吸収するCO2量の測定などに大変存在感を持ってます。
    気候変動交渉で存在感あるのは、中国米国インドなど大排出国ですが、技術や研究では存在感ない、と言ってしまうのは惜しい。国内で、知られてないことも結構あるんです。

    【追記】大場さんのコメント推奨です。
    私も、モヤモヤも実は少しあって。
    一つは、日本はこれを誇りに思っている場合ではなく、わが国の学術研究支援のあり方、そして国籍法にも問題はないのかを見直す機会にすべきではないかと思うこと、もう一つは、大場さんがコメントしておられることです。
    本当におめでたいことなので水を差すことは控えたいのですが、確かに物理学賞?という違和感はあります。
    ノーベル賞だけでなく、いろいろな研究費なども、欧州の価値観が「これが大事」と思うと、そこに向くような世の中になっているという構図を、気候変動をやっていると顕著に感じるんですよね。パリ協定が掲げた2℃目標も、2度という数字が欧州の政治家から出てきてサミットあたりで使われだして。そうなると、2℃を前提とした研究にお金がつきやすくなる。それで徐々に「科学も2度だと言っている」になっていきました。欧州の価値観がいかに世界に拡大・支配していくかを感じさせる事例ではあります。
    まぁノーベル賞も平和賞は話にならないし、大場さんの仰る通り、「ノーベル賞の役割は終わった」ということかもしれないと思います


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか