地べたに落ちた「専門家」の威厳と信用
アゴラ 言論プラットフォーム
9Picks
コメント
注目のコメント
太平洋戦争も軍事の専門家、それも飛び切りの秀才たちが始めた。しかし結果は惨憺たるものになった。これは軍人たちが国際関係や経済といったより広い視野から物事を捉えることができなかったためだと指摘される。専門家になればなるほど、自分の専門分野にこもってしまい、ちょっと分野がずれるだけでもわからなくなってしまう現象だ。その意味で、大学1年次の教養教育はもっと拡充しても良いぐらいだ。その意味するところは、幾つになっても他分野に関心を持ち続ける知的好奇心を育てることにある。
「専門家」の威厳と信用が地べたに落ちたという指摘、ぼくも同様に、コロナのレガシーとして実にまずいと感じています。それは「専門家」の声を取り扱う政治とメディアの知性の問題です。新内閣はガバナンスのほどよろしくお願いします。