男性の育児・家事時間、出生率に影響 日本は女性の2割
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日曜とはいえ日経の一面にこういう記事が乗ること自体がすごい。しかしこれで凄いと思ってしまうところも日本のジェンダーギャップ指数120の現場なんですね。
公明党さんの機関紙にジェンダーギャップ解消こそが最高の少子化対策と言う論考を書かせていただきました。
「米ノースウェスタン大のマティアス・ドゥプケ教授らは欧州19カ国のデータを分析し、育児の大半を担うことで女性が出産に消極的になり、出生率が低下することを経済学的に裏付けた。ドゥプケ教授は「欧州以上に日本や韓国の男女の分担が不平等なことは、両国の低出生率と密接に関係している」と指摘する。」育児時間と家事時間の男女比の倍率を数字で定量的に見ると驚きますね。以前と比べると物理的に出社で家にいなかった時間から、リモートワークも進み家での時間の過ごし方がイコールになりつつある中で、これは女性が当たり前のようにやるべきだとされていたようなアンコンシャスも含まれた価値観から変われる機会ではないかと思います。
朝の保育園登校や学校登校の場でも、以前と比較するとお父さんが出ているケースもすごく多くなっていることを感じますし、帰りのお迎えなども増えているように思います。
男性の育児休職も、制度はあれど…ではなかなか取得は進まないと思います。特に男性の休む期間は出産育児を取得する女性と比較すると短期間なので、なおさらのこと後任または代行を立てることが難しく、また代行を立てられることをもしかすると、本人が今後の復帰に不安に感じるケースからうまく進まないこともあり得ます。
出産後に当たり前のように取得する、そしてその期間中も環境がそのまま回れるように人の配置を実施する、取得した後も問題なく戻って活躍できる、そんな周囲の環境配備と、相互理解をもっと進めていかねばと、私自身も考え実行にうつしていきたいと思います。最近まで少子化対策というと3年抱っこし放題とか3世代同居優遇とか、何とか父親以外で育児しようというものばかりだったが、ようやく本腰を入れて男性育休を推進するように。効果に期待。