性別で思い込み「ある」76% 「家事は女性」「男性は仕事」―内閣府調査
コメント
選択しているユーザー
素朴な疑問ですが、アンコンシャスなバイアスをアンケートで測ることってできるんですか?
回答者が「あ、これは性別による思い込みに関するアンケートだな」と気づいてしまった時点で、回答は意識的に操作されるので、本当に聞きたい部分は出て来なくなりますよね。
どんな調査票なんだろう。実際の行動を参与観察して補填したりするのだろうか。気になる。
追記…瀬地山先生のシェアしてくださった元の報告書見ましたが、明らかに「性差別意識に関するアンケートだ」と分かる内容ですね。これで「アンコンシャス」と言えるのか疑問。。
注目のコメント
記事の元となる調査はこちらです。
https://www.gender.go.jp/research/kenkyu/pdf/seibetsu_r03/02.pdf
言いたいことは山ほどありますが、2点だけ指摘します。
1,20代、30代といった若い層では「家事・育児は女性がするべきだ」「共働きでも男性は家庭よりも仕事を優先するべきだ」と考える男性は、他の年齢層に比べて低く出ています。ただ男性の数値と同世代の女性の数値にかなり大きな差があり、若い層でも男女間で認識に大きな違いがある点。
2,役職別の意識を見ると、職階が上がるほど「男性なら残業や休日出勤は当たり前」といった性役割意識が強く出るのですが、これは男性の年齢をコントロールし、若い層で見ても同様の傾向が見られる点。
中高年の女性が職場の差別に苦しんできたのはもちろんですが、20代/30代といった若い男性でも女性との認識のギャップが大きいというのは、将来の大きな変化が期待しにくいという意味で、深刻な問題だと思われます。性別に関する無意識な思い込みは、99%くらいあると思います。(私は思い込みはなくフラットよ!という人でも、どこかある気が)
そもそも物理的?生物的?な違いはありますが、
大切なのは、本当は差がないはずなのにバイアスがかかっている事の思い込みをどうするか。
特に教育、家庭において、その事で子供の選択肢が狭まったり、生き方が変わる事を気にしたいです。
ジェンダー平等を掲げる有名な大企業やNPのインタビューに出てくるベンチャー経営者とかでも、話してみると「息子はスポーツも勉強もやはり競争社会でゴリゴリやらせないと!」「あ、でも、娘は女の子だから、そんなに勉強!みたいなやしなくても、自由に好きにしたらいいな」と言う方も。
ゴリゴリと自由と、どちらが良いかは人それぞれですが、個人によりというより、性別によって方針が変わるのかと、驚く経験が多々あります。