木造の建物が蓄えているCO2量は? 脱炭素の効果を表示
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何と比べればCO2削減になるのか、の比較対象も説明すべき。単純に木造建築物を建てればCO2が減るかのような、中途半端な記事はやめろ。
注目のコメント
木材にのみ着目すれば、おそらくそうなのでしょう。
ただ、木造建築とはいえ、木だけで出来ているわけではありません。
耐火性能が要求される木造建築の場合、石膏ボードをぐるぐるに巻いて、耐火被覆する必要があります。
この石膏ボードの環境負荷が高い。
ある研究によると、RC造よりも環境負荷が高くなった木造建築もあります。
https://newspicks.com/news/5911202/
国産材普及を目指す林野庁の指針なので、目安にはなるものの、私たち設計者はもう少し慎重になるべきかも。
また、国産材の普及であれば、今回のウッドショックで明らかになった課題に、林業界が対処できるのかも問われているかと。江頭さんに追記。
公共建築物として木造を推進せよ!と謳う林野の法律第二条では、
第一号 国又は地方公共団体が整備する公共の用又は公用に供する建築物
第二号 国又は地方公共団体以外の者が整備する学校、老人ホームその他の前号に掲げる建築物に準ずる建築物として政令で定めるもの
https://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/koukyou/
として、刑務所の房や弾薬庫、文化財以外は一切合切といっていいくらい乱暴な範囲で木造化を推進するよう定めてます。
おかげで公務セクターは木造建築花盛りなものの、単価が鉄筋コンクリート造と比べて高い。職人さんを育てなかった責任はありますが、所得税の使途と、沖縄県でもやれ!と言ってるようなので、文化も壊しかねない危険があります。
木造は日本の華なんですけどね…12階建てのビルを木造で作ることによるCO2固定量が、70世帯一年分の排出量ですか、、、。
国交省が法改正して木造で耐火建築物を作りやすいように誘導してますが、まだまだ普及には時間がかかりそうですね。
ビルを作って貸すことがビジネスモデルであるデベロッパーも、2050にカーボンニュートラルを目指しています。
デヴェにとっては調達段階のCO2発生量を抑制することになるので、是非発展して欲しいものです。