紙の需要減少で新規事業模索の動き 大手が化粧品事業参入へ
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この記事にある製紙業界の話ではないですが、印刷業界も紙への印刷の需要減少は随分昔から見られる現象で、下記に示すとおり経営の多角化が進みます。紙へ印刷する事業は全体の○割以下になったと結構衝撃的な数字を伺ったことがあるのですが、ソースが示せないので伏せ字のままにしておきます。
印刷だけじゃない!?凸版印刷が行っている事業内容と成長領域
https://toppan-cvc-journal.jp/company-information/26/
事業領域
https://www.dnp.co.jp/corporate/information/business-field/昔、担当教授に動物がセルロース分解酵素セルラーゼを獲得したら食糧問題が解決しますね、と話したら、どういう意味だと問われ、お腹空いたらそこらじゅうの材木かじれば済むじゃないですか、と答えたところ、
「生物は棲み分けしている、セルロース分解は、カビやキノコやバクテリアの領分だ、世界から植物が消えてしまう」と𠮟られた。
セルロースは地球上に一番存在する炭水化物バイオマスである。
ナノファイバー化には、酸加水分解と機械的破壊があるが、セルラーゼ活用も手段の一つです。
一般ゴミや産業廃棄物にセルロースが大きく占めている。そのセルロースを焼却処分はCO2発生原因となる。セルロースを低エネルギーで処理してくれるのが、セルラーゼ等の酵素であり、カビ・キノコ・バクテリアの仕事である。最後の自動車の窓など、紙である必要は突き詰めることが難しいが、耐久性と軽さといったメリットを色々な素材で訴求できるのであれば、それら新規事業を伸ばし、日本の杉の木を消費していき、代わりの植林を進めていただけると、CO2吸収力の維持といった環境面と花粉症によるヒトの生産性減少の回避にもつながるかもしれない。