苦戦ルノアールが「郊外のパン屋」出店に託す反攻
東洋経済オンライン
90Picks
コメント
注目のコメント
スクラッチ製法と冷凍生地製法で味の違いなど一般消費者がわかるくらいの違いは出ない上にスクラッチ製法はブラック労働になり、特に地方では人材確保に苦労すると思う。技術者も店に置かなきゃいけなくなるから尚更。そして、パンの値段はある程度統一すればAIスキャナなど要らずに下手すると暗算でいける。色んな意味で大変そうだなぁと思ってしまった。
牛丼ブランドのエリア戦略と同様に、カフェチェーンにおいても郊外中心展開か都心部中心の展開かにより、コロナ禍の影響が大きく分かれている状況です。FC展開割合も響いてきているのが分かります。
「スクラッチ製法」は粉から焼き上げまで一気通貫で店舗ごとに仕上げる製法なので、お店ごとにメニューの独自性をもたせられることが特徴です。郊外のパン業態の方はファミリー層が比較的多く客単価も高いですから、こだわりを持ったパンで差別化し、囲い込んでいく狙いでしょうか。
今回コンサルティングに入られているベーカリー専門コンサルの「ダイユー」さんは、郊外や地方のパン業態開業ノウハウをもたれているパン業界で有名な企業。個人的にも今回の展開に注目しています。同社は第一四半期で売上1,059百万円、営業利益▲322百万円。前期より改善ながら立地と客層の特性としてはまだ逆風。新規事業を検討する中、カフェ企業の郊外ベーカリー自体は多く検討されており、展開が楽しみです。