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ガバナンスの欠陥です。私が常日頃からガバナンスはカルチャーでもあると言っていますが、まさのこのケース。

こちらのnoteにガバナンス要点として社外取締役の数など形式的な側面では無いガバナンスについてまとめています、是非ご参照ください。
https://note.com/201707/n/n7333f728a76a?magazine_key=m8b72b5a4a5d4

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組織間に壁があり、閉鎖的な組織の風土が原因になっているなどと指摘を受けました。

報告書には、30年以上不正が続いていた長崎製作所の従業員が、空調装置の検査方法に疑問を感じ、前任者をただしたところ「いままで、これでやってきたんで、このとおりやりなさい」と言われたといった証言も記載されています。
三菱電機は内部に大きな膿が溜まっていたのでしょう。

パワハラで自殺する社員がいる一方、億以上の年収を貰っている役員がたくさんいるというアンバランスが、以前から不思議でなりませんでした。

今回も社長だけが辞任で、他の役員は賞与ゼロという大甘の処分。

私が株主だったら、役員全員の辞任を要求します。
今朝の日経新聞で不正に関する中間報告書の要旨を読みましたが本社部門ひどいですね。問題をエスカレーションしてきた現場に対してそっちでなんとかしてくださいと。足らぬ足らぬは工夫が足らぬを地でいく印象を持ちました。一般に本社部門の下っ端はプロフィットセンターではないので問題は最低限に成果は最大限にとなりがちです。本当は現場への牽制という意味で逆に動くべきなんですけどね。たた一方で現場がサボりたいがために問題ばっかり上げて順法闘争みたいに意図して生産性を落としていくという緩みケースも無くはありません。そのあたり緊張感を持った関係をどう作るかですからこれは完全に経営の問題です。社員一人一人の意識がとかいうレベルに帰結すべきものではないと思いました。一人一人は不正のツールで資料作れと言う組織目標に向かって真面目に取り組んでいたはずです。
いい大学を出て、いい会社と言われるところに入社し、いい部署に配属された人ほど、会社の業績が悪くなると、「会社を救うのは自分しかいない」と思って違法な事をしかねない。

それ、教育が間違っています。

これが、日本の1番の課題です。

法律よりも村の論理を優先しちゃう。
品質不正の真因を拠点単位や事業本部制の組織構造、経営陣の本気度の不足と考察していますが、深層まで掘り下げられていないと言う印象を持ちます。

品質不正の問題はあくまで現場の問題であり、組織構造やトップマネジメントの姿勢に焦点を当てるとぼやけてしまい、問題解決策が組織構造改革やトップマネジメント意識改革に流れてしまいます。

要は「品質」及び「不正」の定義が統一されてないこと、品質とはJISはもちろんのこと顧客の要求仕様、顧客との契約に明記された仕様であり、それを不注意で満たしていない場合は不良、意図的に満たさない場合を不正と言う。もちろん、物理的に満たしていてもそれを証明し説明しなければ契約不履行となり、不正に含めるべきですが。

納期を遵守するために、意図的に顧客仕様を満たしたふりをする、しかも不正の定義が統一されてないので、自分達の責任回避のために「不正ではない」と結論づけて、蓋をしてしまう。

こうして観ると、問題のさらなる深層は、「顧客やその先のエンドユーザー、社会全体というステークホルダーとの信頼関係を築くことが事業や業務の本質であることが長い歴史の中で忘れられたか、あるいは元々がない中で当面の事業や業務だけをこなしてきた」のではないでしょうか。

三菱電機は今年、会社設立100周年。その前身は1873年に
岩崎弥太郎が官営長崎造船所を政府より払い下げた三菱造船にあります。その頃、岩崎弥太郎と渋沢栄一は会社の存在意義(今で言うパーパス)の違いで対立したと言われています。

渋沢栄一の合本資本主義が注目されている2021年、再度、会社や事業、そして実際に今行っている業務の存在意義を問い、品質不正に終止符を打って頂くことを期待します。
「報告書には、30年以上不正が続いていた長崎製作所の従業員が、空調装置の検査方法に疑問を感じ、前任者をただしたところ「いままで、これでやってきたんで、このとおりやりなさい」と言われたといった証言も記載されています。」
組織の良くないところを徹底的に改善する必要がありそうですね。

昨日は長年の不正検査により柵山正樹取締役会長の辞任が発表されました。柵山会長は2014年から2018年に社長でした。
【三菱電機、柵山会長が辞任へ 不正検査で引責】
https://newspicks.com/news/6232485/
「いままで、これでやってきたんで、このとおりやりなさい」

企業の中で割とよく聞く言葉じゃないでしょうか。

これは、不正の温床だけではなく、企業の停滞にもつながるものだと思います。
まあ根深い。実際に品質問題が起きていなくても、不正は詐欺のようなもの。こういう体質の企業風土はなかなか治らないから信用回復の道のりは長い、前途多難ですね。
文化や風土は変えるのは難しいですよね.良い習慣ならそう思いますが,悪い習慣が残ってしまっている,またはそれを誰も疑問に思わないことが驚きです.

もちろん正そうとする人はいたと思いますが,その声すらもつぶされてしまう「文化」なのか....?
日本のモノづくりのプライドは、どこに行ってしまったんだ。
三菱電機株式会社(みつびしでんき、英語: MITSUBISHI ELECTRIC Corporation)は、日本の大手総合電機メーカーであり、三菱電機グループの中核企業。同社は、1921年(大正10年)1月15日に三菱造船電機製作所(神戸)から分離独立する形で設立された。日経平均株価およびTOPIX Large70の構成銘柄の一つ。 ウィキペディア
時価総額
3.06 兆円

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