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市販検査キットで3回「陰性」、受診見送った30代男性死亡…死後に感染判明

読売新聞
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    東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 小児科医・アレルギー科医・医学博士

    ご冥福を祈ります…

    市販の簡易キットは感度の低い粗悪品が混じっています。

    ▷未承認検査キット販売疑い、京都 コロナ抗原、業者初逮捕https://news.yahoo.co.jp/articles/56571777030580be5b30e4eee50c1990efe950c3

    また、PCR検査としても、唾液検査は感度が劣ります。

    ▷Congrave-Wilson Z, et al. Change in Saliva RT-PCR Sensitivity Over the Course of SARS-CoV-2 Infection. JAMA 2021.PMID: 34387653

    市販キットに関しては、十分な配慮が必要だろうと思います。


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    Daddy Support協会 代表理事 産業医・産婦人科医・医療ジャーナリスト

    重要な問題です。ご冥福をお祈りします。
    まず補足としてですが、
    ・市販の簡易検査キット(PCRか抗原検査かも不明)で3回検査→最悪「陽性にまったくならない」粗悪検査キットだったら全く意味なし
    ・ワクチン未接種→感染リスク高
    ・9/11に発症し自己判断で療養、22日に死亡を確認→救急隊員が「既に死亡」と判断するので、おそらく死後約12時間以上経過(但し死因がコロナとは限らない)
    ・27日に検視の抗原検査で陽性→保証された抗原検査での陽性なので信頼度は高い

    という状況であり、市販の検査キットの陰性が重要なトリガーになってしまったと考えられます。
    ドラッグストアで売られている検査キットは、非常に粗悪な物が混じっています。製品箱に精度が書いていない時点で本来は論外なのですが、一般の方にこの見分けは非常に難しいです。
    この様な物が売られてしまう理由は、「研究用」と銘打てば医薬品ではなく規制がかからないからです。
    最近抗原検査が薬事承認され、検査キットとして一般流通されることとなりましたが、これもこの様な粗悪品に対し、クオリティコントロールがされたものを流通させようとする狙いが見られます。

    そして検査に対する不理解の問題もあります。医療に置いて「100%感染を診断できる検査」というのはなく、一定の確率で「偽陽性=感染していないのに陽性」と「偽陰性=感染しているのに陰性」が生じます。これは検査試薬自体の問題もありますが、採取手技や検体の扱いでも生じ、ここに自己検査の危うさがあります。

    つまり、「得体の知れない検査キット」で、「適切でない手技」で行われた検査は、もはや陽性も陰性も当てになりません。
    しかし検査キットを買う動機は当然、「自分が感染しているか知りたい」であり、この事を理解して検査する人が後を絶たず、そのうちにこの様な不幸な例が生じたと考えられます。

    横浜市は「症状が続く場合は受診を」と言いますが、根本的にはこのような粗悪検査キットの取り締まりと、自己検査に対する周知が不可欠です。
    製造のみならず、この様なものを売るドラッグストアの社会的責任もありますが、性善説のみではこうなってしまう以上、適切な規制が必要です。


  • 一般社団法人Wellness Life Support 代表理事

    非常に残念な事例ですね。

    市販の「研究用」のキットは
    精度(感度/特異度)が担保されておらず、
    こう言うことが比較的起きやすいです。

    陽性を拾い上げる目的には
    使えるのですが、
    「陰性確認」としては使いにくい
    という事が言えますが、
    コレは厚労省に医療診断機器認可を
    受けた簡易迅速検査キットも
    似た様な傾向はあります。

    SARS-CoV-2用キットの問題では無く、
    イムノクロマト法キットの限界で、
    インフルエンザの診断においても、
    キットで陽性が出なくても、
    臨床所見からインフルエンザ感染が
    否定できない場合には、
    インフルエンザ感染疑いとして、
    抗インフルエンザ薬を処方したり、
    安静や自主隔離を指示したりします。

    もっと言ってしまうと、
    PCR検査も「存在証明」にはなりますが
    陰性だからと言って「非存在証明」には
    ならないと言う事実がありますので、
    検査結果至上主義にならない様に、
    症状や所見も合わせて判断することが
    感染症対応の場合には、
    とても大切になってきます。

    疑い症例についても、
    抗体カクテル薬や話題の内服薬などを
    処方できる様な体制が本来は良いと思います。
    疑い症例の場合には全額公費負担とは
    ならないかとは思いますが。

    加えて言うと、
    受診されない限り医療は動けませんので、
    今回の事例の場合には「医療ミス」と言う
    言い方は適切ではないと思います。

    陰性であっても具合が悪い場合は
    病院や保健所などに相談するのが
    大切ですね。
    そこで「受診せず自宅隔離せよ」と
    言われて起きたことであれば、
    医療体制の問題になってきます。


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