眞子さま、「複雑性PTSD」と診断 宮内庁が発表
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ふつうは公的な問題と私的な問題を分けて、プライベートに関してはそっとしておく、ができますが、皇族の結婚問題は極めて私的な事でありながら日本の法律上公的な関係を避けられないので、意見が出ること自体は(法律上)仕方のないことだとは思います。
ひとつには法律などを通じて皇族の個人としての側面を守る仕組みづくり、
もうひとつには、皇族ならずともあらゆる社会的立場によって時に強く問われすぎる責任から個人の精神衛生を守る文化づくりが必要なように思います。
今回の場合は、さまざまな意見が出て然るべき状態だった一方で、同時に関係者の精神問題に注意を払われて当然という環境であるべきだったということ。
それが不可能であれば、法律上の皇族という設定自体のエラーだと言わざるを得ないかもしれない。
注目のコメント
そっとしてあげましょう。暖かく見守るのが日本人の和の心で、それを象徴する方々です。
美智子上皇后の失語症
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32104960S8A620C1SHB000/
雅子皇后の適応障害
https://bunshun.jp/articles/-/37576?page=2
これらを想起しました。いずれも女性皇族です。
女性皇族への容赦ない「世論の渦」に関して私たちはもう一度冷静に考える必要があるのではないでしょうか。複雑性PTSDは比較的新しい疾患概念で、世界中で現在診療に用いられているICD-10(国際疾病分類第10版)にはまだ収載されておらず、その改訂版である第11回改訂版(ICD-11)に初めて収載された病名です。
一方、長期にわたる対人関係のトラウマがしばしば深刻な症状を引き起こすことは臨床現場では古くからよく知られており、メンタルヘルスの不調で受診される方の大半がなんらかの心理的トラウマを抱えているというのが私の印象です。
人の心は元来繊細で傷付き易いものです。たとえ有名人や成功者であったとしても例外ではありません。他人も自分と同じ様に傷付き易い心を持った1人の人間であるという想像力を失わずに行動することが求められます。
このコメントを書いていて、マキャベリの下記の格言をふと思い出しました。
「人間は、恐れている人より、愛情をかけてくれる人を、
容赦なく傷付けるものである。」