ワクチン異物、スペイン企業の人的ミス 武田薬とモデルナが調査結果
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だいぶお粗末な印象ではありますが、原因が特定されたのは素晴らしい事です。
ステンレス部品であり、少なくとも大きな人体への影響をすぐに考えなくてはならないものではない事は、一つの朗報です。
日本においては摂取前の薬剤師や看護師によるバイアル確認もかなり細かく行われており、今回の事案が発見されています。
医薬品の製造についてはバイオクリーンなど含め厳しい製造環境管理が求められていますが、この辺りについても当該工場でしっかり行われていたのかは確認されていると思います。
その上で部品の接触問題と判断された、という事でしょう。ジェネリック医薬品問題に比べたら軽症な気も
インド製ジェネリック薬品の恐るべき実態
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/09/post-12931.php
ジェネリック不正製造事件が浮き彫りにした、医薬品製造の「構造的課題」
https://diamond.jp/articles/-/272822武田薬品工業は1日、米モデルナ製の新型コロナワクチンに異物が混入した問題について、製造を請け負ったスペイン企業の人的ミスだったとの調査結果を発表した。製造ラインの部品設置に不具合があったという。
ワクチンへの異物混入の原因は製造を請け負っていた企業での人的ミスだと明らかになりました。異物混入したワクチンが製造された場所や時期は明らかですが、製造のどの段階で混入したのかを調査することはかなり困難だったのではないかと思います。製造過程は複雑であり、原因と考えられることは幾つもあったと考えられ、そのひとつひとつを検証していくという緻密な調査があったからこそ原因が明らかになったのだと思います。何か想定していないことが起こった時、その原因を見つけようとしてもなかなか原因がわからないことがほとんどだと思いますが、原因と考えられることを一つ一つことで本当の原因を見つけられると思いました。