ニコン、光加工機「Lasermeisterシリーズ」に新加工方式を採用した2機種を追加
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3Dプリンタに力を入れているニコンの新製品。ただ3Dプリンタではない光を利用した加工機に見える。
レーザー溶融で積層するのではなく、レーザーで除去加工をフィードバック制御しながらやるというもの。除去加工という点では工作機械だが、工作機械と違って工具を使わない、というように見える。
フィードバック制御がどれだけの精度かによりそうだが、これまでは工具やその加工条件など、NC化されていても職人の技があった部分が、自動でできるのだとすればイノベーションに見える。ただ様々な材料だったり、材料も高精細に加工しようとすれば中の組成の均一性なども影響する(同じパルス照射でも微妙な精度差が出てくるはず)。
あとはコストや、様々な素材を扱えるなかで、これでしかできない素材・加工とのバランスか。
詳細分からない部分もあるが、普通とは違う切り口に見え、面白そう!いいかもですねぇ、3Dプリントの後行程に お安くて速ければ、バインダジェット系のお安いけど寸法精度低めのプロセスと組み合わせるとよいかもです また、機能メタサーフェスが出来れば、高付加価値表面加工も出来ますねぇ
半導体露光装置で培った技術が、金属積層造形を軸に、加工表面の品質改善(加工変質層除去や平滑面創生による常温接合など)、さらにタービンブレード表面を微細な鮫肌にすることによるタービンの効率を上げたりすることができます。
金属以外でもセラミックにも対応できるなど、3Dプリンターにとどまらない光加工機メーカーとして、総合力を発揮できることができそうです。
中心となる3Dプリンターも小型で安価なので、光加工機をセットで新たな事業を開始するモノづくり企業の関心を引きそうです。
レーザーは穴あけ加工機をすぐに連想してしまいますが、超短パルスレーザーの応用がこういうところにあるんですね。
◎ これが日本のものづくり力 - ニコンの光加工機が目指す未来の製造スタイル
2019/06/07
https://news.mynavi.jp/article/20190607-lasermeister100a/