米中の国防当局者がテレビ会議 対話ルート維持確認
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米中両国ともに戦争したい訳ではないので、対話のルートを維持しておくことは重要です。
一方で、米国内にも様々な立場と、それに伴う異なる意見があります。米国のホワイトハウス内にも、バイデン大統領が焦点を当てなければならないのは、外交・安全保障ではなく内政である、という意見もあります。
元々、バイデン大統領は、大統領選挙の頃から、国内の分裂を修復することを目標に掲げていました。そのバイデン大統領は、外交・安全保障面で、アフガン撤退を含めて失点を重ねていると捉えられています。その結果、米国と欧州の信頼関係を損ねたということです。
米国が中国に対して対話を呼びかけるのは、中国との過度の軍事的対立が米国の中産階級の経済的利益に叶わないと考えられたからかもしれません。コロナ禍の中で、人的交流が圧倒的に減っていて、肌身感覚で相手の国の状況を理解することがこの2年は難しい状況が続いています。だからこそ、ミスコミュニケーションを避け、偶発衝突を避ける上でも対話の意地は重要。