30代の選択「持ち家vs賃貸」ついに決着!?
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持ち家vs賃貸の議論で前提となる「ローン」と言うキーワード。
私は銀行にいるときから思っていたのが「背伸び住宅ローン」が多すぎる。
私の定義として「背伸び住宅ローン」にならないのは月収の1割以内の返済額。
もちろんボーナス返済もなし。としたい。
年収400万なら1000万程度まで。
銀行が設定している融資の限度額はあくまで銀行の設置であり、そのくらい借りても大丈夫と言うわけではない。
番組内でも戸建て注文住宅はダメと言っていたが、日本の平均年収あたりの世帯を前提にすれば新築分譲住宅でも中古マンションでも考えるべきはローンをいくら組むのか。
経済リスクに限らず健康リスクや自然災害リスク、いろんなリスクを考えたら限度額目一杯ローン組むのは愚の骨頂。
いろんなリスクでローンが払えずお気に入りの家を競売に出し、安く買い叩かれローンだけ残った人を何人見てきたことか。
ローン組まずに預貯金も大半を残せて買えるならマンションも戸建ても良いと思うけど、背伸び住宅ローンでの購入は様々リスクを考えるとかなり危険。
今は電車のアクセスも良いし、都心から90分も離れれば2000万未満で余裕で中古が買える。
貯金して頭金それなりに用意してないと苦しいけど家を買う事をギャンブルにしない為にはそのくらいの努力が必要。
注目のコメント
答えのないテーマで対立を煽るのは、本当にやめてほしい。
私自身、どちらの設計にも携わっているし、賃貸オーナー、入居者、持ち家の方、いずれも色んな角度でお付き合いがあります。
それぞれに対する見方も、その個人の価値観、趣味、志向によって、判断は全く変わります。
個人個人で、その時の最適解はあるかもしれませんが、普遍的な正解なんてない。
「VS」とすることによって、不毛な論争になっている。
それにより、他人の優先順位を否定する論調につながっていて、悲しく感じています。まず日本の事情はさておいて、全般の共通事項として以下を覚えておくといいと思います。
世間の信用が収縮する局面では所有が勝つ。拡大する局面では借りることによるレバレッジが勝つ。
不動産でもビジネスでも何にでも言えることです。
日本独自での話では、Amazonで不動産の裏の話みたいな本を数冊買えば「千三つ(真実は1000のうち3つくらい)」の罠を避けることができます。
NewsPicksかなにかで取り上げられた方のマンガで「正直不動産」という作品がありました。ああいうので楽しみながら知識深めると余裕を持って不動産業者と対応できるのではないでしょうか。
また、自分の親から自宅を相続できる見込みのない方は、何か万一のことが起きた時のため、住所を維持するための自己所有の家は小さく質素なもので良いので持っておいた方が良いでしょう。この国では住所を喪失すると、再起が極めて困難です。
不動産は額が大きく、事前知識と経験が物を言う世界なので、交渉の余地が大きいことも興味深い分野である理由の一つと自分は考えています。賃貸で借り始めて、15年〜20年借り続けると自分のもの(所有権)になる譲渡型賃貸住宅が増えてきましたね。エリアは相当限られますが。
https://minoru-ie.jp/
https://karikaeru.net/