東証急落、終値は639円安 米金融引き締め警戒で売り
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本日驚きのニュースはFRBがついにインフレリスクを認めたこと。
「米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は28日の米上院公聴会で「(製品や労働力の)供給制約が思いのほか根強く、インフレがより強まるリスクがある」と指摘。」
このところ不可解な現象が起きています。コモディティ価格は利上げを織り込んで下落気味なのに、卸売り物価が高止まりしていること。これは4つの要因で説明できると私は思います。
第一は COVID-19によるサプライチェーン全体のヒトモノカネの目詰まりが起きていること
第二は COVID-19による需要のボラティリティが上がり設備投資に慎重な企業が多いこと
第三は米中覇権争いの深刻化で市場が分断されつつあること
第四は行き過ぎた急激な脱炭素シフトにより、石炭やガスなどの化石燃料が足りずにエネルギー価格が高騰している事
日本では総裁選が終わりましたが、総選挙まで政治の空白期間が続きます。この間隙をついて我が国金融市場への仕掛けのリスク販売あります。株式市場やREIT市況を注視する必要がありそうです。