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グローバリゼーションの恩恵を最も受けてきたシンガポール。

元々は物流のハブとして、次に金融拠点として、さらに教育とナレッジの人的資本の拠点として、常に時代を先取りして発展を遂げてきました。特に、中国とも欧米とも近いメリットは大きかった。

しかし短期的には COVID-19ショック、長期的には中国と米国のデカップリングによる内国指向とヒトモノカネの流通の縮小で逆バネがきくリスクを孕んでいます。

内国市場の厚い東京がシンガポールと香港に対して比較優位となると思います。
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兎も角もこの地を去る同胞を見送る事が多い一年半余だった。

国民、永住権保有者(PR)、その他の外国人居住者、3セクタ全てが減少している点において有史来初めてである。
国民の減少の理由は少子高齢化でそれも問題視されているが、今回の最大減少セクタは外国人居住者であり理由は言わずもなコロナである。

ただし留意すべきは、コロナ以前よりこの5年程ほぼ一貫してこのセクターは減り続けている、つまり政府は労働ビザを絞り続けている。理由は自国民雇用の重視政策である。そこに意図的か否かはともかくとして少なくとも結果論としてコロナをある意味でエクスキューズとして外国人労働者の減少を是認している要素がゼロではないかもしれないという見立てはあり得るだろう。
シンガポールの人口は、2020年国勢調査だと、
総人口 569万人
国民+永住者 404万人
外国人(非永住者) 164万人
です。
 およそ3分の1が外国人の国です。
 2020年と比べて減ったのは、ほどんどが非永住者の外国人といえます。特に減ったのは、建設業、あるいは観光業などに従事する、外国人労働者で、外国人労働者用の寮に住んでいる人たちです。2020年中は、新型コロナウィルスの感染者がここに集中していたこともあり、新規の受け入れを制限せざるをえなかったのでしょう。
 基本的には、一時的な減少で、外国人労働者がこのまま減少したまま、ということはないでしょう。 

https://www.population.gov.sg/media-centre/publications/census-of-population-2020
欧州出身でシンガポールの永住権を持っている知り合いが数人、家族を連れて母国に帰りました。

コロナ感染がコントロールされているシンガポールから、感染者が蔓延していた欧州に帰るなんて!と思いましたが、欧州の人にとっては、海外と気軽に行き来が出来ないシンガポールには魅力を感じないどころか、苦痛だったようです。

シンガポールはビジネスし易い国ですが、住み易いとは言い難いということだそうです。

シンガポールは早く海外との往来を再開しないといけないですね。
一国だけで外国人制限をすれば、その国の潜在成長力が低下するだけですが(労働投入量の減少)、世界全体で制限している現状なので、世界の成長力にも大きなマイナス影響が出ていると思います(資源配分の効率化を抑制)。
前回シンガポールの人口が減ったのは2003年SARSの時で、今回同様に運輸関連業や観光業に大きな影響がありました。

大手日系企業はコロナ禍でシンガポール以外のASEAN各国の駐在員に対し日本に帰国命令を出していたことが多いので、周辺諸国の日本人村はシンガポール以上に縮小しているかと思います。日本人小学校のクラスがコロナ前の半分になった地域があるとも聞いています。
海外のJCCI、日本人小学校や日本人会などは、現地の日系企業(特に大手)の寄付金や会費等で支えられていて、その恩恵を受けている者としては改めて同胞に支えていただいていることに感謝の気持ちを感じています。

ビジネスで感じているのは、外国人労働者の流入が減ったので、シンガポール人・永住権保持者の転職市場は売り手市場で、採用面接をしていても強気な交渉をしてくる人が多く、2年前に比べると2割近く給与水準が上がったことです(n=1ですが)。
外国人に仕事を奪われると国民から批判がある一方で、現地のローカル経営者たちは優秀な外国人材不足と人件費の高騰に頭を悩ませています。
準大手監査法人は1月で80人退職したとか、監査法人は人不足で30分の採用面接でその場でオファーを出すとか。臨機応変に対応しているローカル経営者を見ながら、どこまで右に倣うか悩ましいところです。
周りでシンガポールに移住している人がたくさんいたので、意外な結果でした。他の規模感が似ている国と比較したときにどれくらい人口が減っているのか気になるところです。