[28日 ロイター] - アマゾン・ドット・コムは28日、家庭用小型ロボット「アストロ」を発表した。また人工知能(AI)を利用した音声アシスタント技術利用普及を目的に、ウォルト・ディズニーと提携したことも明らかにした。いずれも消費者の日常生活にアマゾンの音声アシスタントサービス「アレクサ」を浸透させるための取り組みだ。

アストロにはアレクサが搭載され、車輪で動いて室内を監視したり、自宅の周囲を見回ったりできるほか、音楽を流すよう声で指示することなども可能。価格は招待制販売の場合は999.99ドル、通常なら1499.99ドル。

ディズニーとの提携では、各テーマパークのホテルでアレクサを搭載した音声アシスタントサービスを稼働させるだけでなく、家庭でディズニーのキャラクターとやり取りができる有料サービス「ヘイ・ディズニー」も来年から開始する予定だ。