JR2社に1千億円超の財政支援 北海道と四国、10年間で
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コロナ禍での落ち込みが影響しているのは当然あるとしても、四国と北海道は構造的な問題が大きいでしょう。
問題の先送りに決別し冷徹な判断ができるリーダーが待たれるところなんだと思います。
この手の問題の先送りって、その瞬間は温厚な救済に見えるけど、みんなが時間をかけて疲弊、衰退していく残酷なやり方なんです。両社の基金から鉄建機構が5%で借入をするので、年間100~150億円前後が両社に支払われる。でも、鉄建機構自身が公費で運営されていると思われ、金利という形はとっているものの直接公費を入れるのと同じ。
なぜこういう形態をとるのですかね。公費投入は単年度予算方式なのに対して、このスキームで10年間にわたって支援するためなのかな。
何かいびつさを感じるところです。先日迷った挙げ句、北海道に鉄道の旅に行ったんですが、あれは無理だと思います。留萌線、釧網線あたりはフリーきっぷの同業しか乗ってません。あとは学生が少しです。留萌線なんか真横に高速道路があるので鉄道なんて誰も使うはずないです。バス代行にしても大赤字でしょう。廃線しかないです。ただ、横の高速道路は黒字かというとそんなことはないんじゃないですかね。それなのに新しく作ってしまうんですよね…
ただ、鉄道が無くなると通学が必要な世帯は厳しくなります。そしてそのうち若い人がいなくなり町自体が無くなるでしょう。