ソフトバンクGのビジョンファンド幹部、ニシャール氏が年内に退社へ
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先日下記でも報じられていましたが、ビジョン・ファンドで唯一のシニア・マネジング・パートナーであるという、ディープ・ニシャール氏が年末までに退社する予定とのこと。
同氏は「以前にリンクトインでプロダクツ・ユーザーエクスペリエンスのシニアバイスプレジデントを務めていた同氏は、2015年にソフトバンクグループに入社」していたそうです。
【ソフトバンクGのビジョンファンド、幹部ニシャール氏が退社検討】
https://newspicks.com/news/6173266
注目のコメント
6年半、VCファンドの最高位パートナーとしては短い。所詮同社は孫さん率いるコーポレートないしはファミリーオフィスの性質が強く、伝統的VCのように個々人が資産を持ち寄り無限責任とコミットメント、そしてリターンを共有するパートナーシップ制では実質的に無いのだろうと外形的には見える。
同氏も同社幹部に最も多い、インド人移民一世。最高学府IITの中でも老舗トップキャンパスのカラグンプール校を出た後渡米しHBSで学位とって西海岸のビッツテック数社エグゼクティブを歴任した、典型的な印橋エリート。「ソフトバンクGの幹部が個人として投資していた未上場企業にビジョン・ファンドが出資して、その幹部が保有する株式の評価額が大きく跳ね上がった事例が少なくとも1件あるという。2016年創設のAIスタートアップ「ペテューム」に、SBIAのシニアマネジングパートナーのディープ・ニシャールが個人として投資していた件である」
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https://courrier.jp/news/archives/251946/ビジョンファンド側も、「人財に対してフルコミットメントする」ことは想定しておらず、「在る一点の成果を果たすことに期待」という姿勢なのでは?有限責任で、中長期でリターンを多くもたらす案件を積み上げていく人財と、大規模案件を短い期間でクロージングする人のバランスは一定保たれている感覚です。
よって、ビジョンファンドから人が去っていくことは珍しいことではないと感じます。