欧州の次世代モビリティ「マイクロEV」市場もやはり中国企業が圧倒
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編集させていただきました。
中国企業がマイクロEV市場構築に向け粛々と取り組んでいるようです。先行者利益の巨大さを理解し、新たなテクノロジーに素早く対応でき、さらに数でも戦える中国企業は、世界のあらゆる新市場で存在感を発揮し続けそうです。ピザ屋の3輪スクーターの代わりなら分かるんですが。。
EVを別としてマイクロカーそのものはすでに試されたコンセプトです。戦後のヨーロッパで自動車を普及させるために各社がこうしたマイクロカーを作りました。BMWイセッタやメッサーシュミットなどがあり、かなりたくさんの企業が参入しました。さらに2輪の免許で運転でるというメリットもありそこそこ普及しました。しかし、結局ビートルやルノー4やオリジナルミニとともに4輪の免許が普及すると誰も買わなくなりました。マイクロカーも自転車と異なり完全な交通ルールを守らないといけない上にバイクのようにすり抜けたりできず、普通の車のように渋滞にハマります。その上見た目は安っぽいし、快適でもなく当然荷物ものりません。それなら地下鉄に乗った方が良くないですか?むしろ同じコンセプトで今もあるのは日本の軽自動車くらいでしょう。こちらもヨーロッパと同じように政府の制度上の優遇が発展に貢献しましたね。
確かに配達なら分からなくもないと思いますが、前述の欠点を考慮すると、自転車かオートバイの方が駐車場所にも困らないし、渋滞も考慮しなくていいとなるとマイクロカーが入る余地がどれだけあるか疑問です。では通常の配達バンを置き換えるかというと、今度は積載量が小さすぎますからね。恐らく市街地を通常の自動車進入禁止にしてマイクロカーのみにしないと普及しないのではと思います。そこまでしますかね。それにヨーロッパは自分たちが不利になるとルール変えますよ。過渡期的には多少は普及するんでしょうか。