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資源を輸入に頼る日本は昔も今も輸出と輸入を均衡しつつその間で生み出される価値で成長せざるを得ない宿命を負っています。新型コロナ禍によるサプライチェーンの変化で昨年は多少様子が違ったようですが、平常の状態だと、中東からの原油輸入で大きな貿易赤字を出して、それを米国向けの黒字で取り戻し、全体として均衡を保つのが日本の構図です。中東産原油の価格が100ドル台に達した2011年から13年の頃、日本の安定に欠かせない経常収支の黒字が大きく落ち込んで、結構大きなニュースになったことがありました。
足元はまだ76ドル台でさしたる心配はないですが「レギュラーガソリンや灯油、軽油の値上がりにつながる可能性がある」ということもさることながら、そうした意味でも天然ガスと原油の値上がりは気になります。(@@。
この水準は何度も経験済みなので、マクロの消費動向に深刻なダメージにはならないと思います。ただし、さらに上昇が加速しなければ、という条件付きになりますが。。。
IEAは今年3月の報告書では2026年にかけて原油や石炭など化石燃料への需要は増加する見通しを示していました。ところが5月には、全く逆で需要は減少する、したがって投資案件は即刻停止を勧告しました。需要見通しを大きく変えた背景は、世間の化石燃料を敵視する見方に迎合したからではないか、とみられています。現実には化石燃料への需要は減っていません。そこでこのニュースにあるように価格が高騰したわけです。原油は例外的に安く、石炭や天然ガスはもっと上がっています。現実を無視して理想論で突っ走ると、結局被害を被るのは庶民です。コロナが収まって飛行機や新幹線が動き始めたら、もっと恐ろしいことになると思います。
週明け27日午前の東京商品取引所で、中東産原油の先物が値上がり。「取引時間中では2018年11月上旬以来、約2年10カ月ぶりの高値」となっているそうです。
天然ガスも値上がりしておりさらに「石油施設の保守作業が遅れ減産状態の国が複数あるとの見方が広がった」ことが起因しているようです